[メイン] GM : あなたがいるから、私はそこにいることができた。

[メイン] GM : あなががそこにいることが、私は気に入らない。

[メイン] GM : どうか、どうか、この手を取って────。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ダブルクロスthe 3rd edition
『Prayer for Fertility』

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : opening「そうだ、集落行こう」 登場:全員

[メイン] 歳納京子 : 31+1d10 登場/リザレクト (31+1D10) > 31+1[1] > 32

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 31 → 32

[メイン] オケアノスのキャスター : 1d10 (1D10) > 10

[メイン] スシヌ  : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+3[3] > 45

[メイン] 鹿目まどか : 31+1d10 登場/リザレクト (31+1D10) > 31+10[10] > 41

[メイン] system : [ オケアノスのキャスター ] 侵蝕値 : 35 → 45

[雑談] system : [ スシヌ  ] 侵蝕率 : 42 → 45

[メイン] ナズーリン : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+2[2] > 39

[メイン] system : [ 鹿目まどか ] 侵蝕率 : 31 → 41

[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 37 → 39

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達は任務に呼ばれ、UGNのとある支部の応接間にいる。
任務説明員が来るまで、この部屋で待機するようにとのことだ。

[メイン] GM :  

[メイン] 鹿目まどか : 「………」ウズウズ…
まだこの仕事を初めてからそう経ってないのもあっていつの緊張しちゃう。

[メイン] スシヌ  : 「あうあうあうあ…」
ガタガタガタガタ

[メイン] ナズーリン : 「はあ」
溜め息を漏らす。
というのも周りを見れば一目瞭然ではあるが……
なんか人員偏ってない?

[メイン] 歳納京子 : 扉が大きく開く音。

[メイン] 歳納京子 : 「おーっす!こんちわー!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「待ち時間か、どうしたものかな」
なんて独りごちつつ座る魔女こと私キルケー…あーいや忘れてくれ、まあ私キャスターが座ってるわけだが

[メイン] 歳納京子 : その音に負けないくらいに大声で挨拶と共に入室した彼女は、歳納京子。

[メイン] スシヌ  : 「ひゃいっ!!ここんにちは!」

[メイン] 鹿目まどか : 「こっ、こんにちは!」

[メイン] ナズーリン : やたら女が……それも少女と言っていい見た目の……多い……

[メイン] 歳納京子 : 走ってきたのか汗まみれで。

[メイン] ナズーリン : ほらまた来たよ

[メイン] ナズーリン : 「どうも」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おやどうも、元気だね」
随分明るい声に反応して挨拶、最近の子は元気だね

[メイン] 歳納京子 : 「おっ元気のよい!」
うむうむ、と一人納得している。

[メイン] 鹿目まどか : 「えっと……今日ご一緒に仕事させてもらいま…す、鹿目まどかです!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「自己紹介かい?」
なんて冗談めかすけどよくよく考えれば彼女は初対面だ、まあ仕事仲間だけどね

[メイン] 鹿目まどか : 「よ、よろしくおねがいします!」

[メイン] 歳納京子 : 「…ふむふむ、今日のお仕事は女の人メインなんだねえ」

[メイン] スシヌ  : 「あ、えっと その あ」
「よよよよろしくおねがいします…」

[メイン] ナズーリン : 「どうもよろしく」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私はキャスターでいいよ」
手を振っておく

[メイン] 歳納京子 : 「よろしくっ!」
ぴし、と手を掲げる。

[メイン] ナズーリン : 「しかもこんな不安定な若者が集められてるわけだ」

[メイン] スシヌ  : 「ひいっ!」

[メイン] 歳納京子 : 「資料とか乗ってるけど歳納京子でいいよ~」
そのまま、手団扇を作りつつぱたんとすわる。

[メイン] 鹿目まどか : 「ご、ごめんなさい…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君も雰囲気を除けば大概じゃないかい?」
面と向かって言うには少しブーメランかな?まあ私は別にそう若か見えないと思うけど

[メイン] ナズーリン : 「なんでそこに私が呼ばれたかには文句の一つも言いたくなるが……まあいいだろう」
キャスターの方を見る。多分こいつは年長者……!
つまり幼く見える奴が集められたわけではない!

[メイン] ナズーリン : 「あ゛!?」

[メイン] 歳納京子 : 「いやまあいいんじゃない?謝ることないでしょ~」
隣にいるまどかに話しつつ

[メイン] スシヌ  : 「わわわわわ…あああ…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おいおい怒るなよ、客観的に言ってみただけだぞ〜」
意外と交戦的だなぁ、まあ別に気にしないけども

[メイン] ナズーリン : 「人を見た目で侮るものではない。それは決して客観的な視野とは言えないな……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「兎も角みんな怖がるから抑えて抑えて、ごめんって」

[メイン] ナズーリン : 「怒ってない」
こんなことでムキになるかならないぞ私は

[メイン] 歳納京子 : なんか、うん!私と同年代くらいの子が沢山いるみたいだし!
これは天才の私が張り切って頑張らないとだな!

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君の外見で言い出すのも客観的じゃないってことさ」
呟きつつそのまま椅子に座り直し

[メイン] スシヌ  : すみっこ震え

[メイン] ナズーリン : とりあえずもう話を聞きたくないので耳を畳んでからそっぽを向いて黙り込んだ。

[メイン] 歳納京子 : 「まあまあ、お二人とも~~」

[メイン] 歳納京子 : 「ここは京子ちゃんの顔に免じてこの場を引き取らせてもらおう!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ははは、まあ大丈夫だよ」
気に入られなかったのは仕方ないとはいえ、まあね

[メイン] オケアノスのキャスター : 「よ、随分と太っ腹だね」
手を軽く叩いて調子良く、周りが緊張しても仕事に差し支えるし

[メイン] 鹿目まどか : 「あ、あはは」
私よりしっかりした人ばかりだなあ……。

[メイン] 歳納京子 : 「そして後でゴミ箱に捨てる!」
ポイ捨てのポーズ。

[メイン] ナズーリン : 「むむむ……」
遅刻してくるたわけ者に窘められるとは私も落ちたものだ。
まあ確かに~?ちょっと大人げなかったかも~?

[メイン] スシヌ : 「…」
椅子の後ろから顔だけ出して様子を伺う

[メイン] 歳納京子 : そんなことをしていると。

[メイン] 歳納京子 : ぴくん。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おや」

[メイン] 歳納京子 : と、京子の体が跳ねて。

[メイン] 歳納京子 : 「あ、そろそろじゃね?せつめーの人」

[メイン] ナズーリン : 「ほお」

[メイン] スシヌ : 「ふえ?」

[メイン] GM : そうしていると、応接間の扉が開き。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「耳がいいね」

[メイン] 鹿目まどか : 「………!」

[メイン] フォックステイル : 「すみませんお待たせしました。」

[メイン] 歳納京子 : 京子は直感が鋭い。
というよりは、無意識の領域が広い。

[メイン] フォックステイル : 「任務説明員のフォックステイルです、よろしくお願いします。」

[メイン] スシヌ : 「よろしくおねがいします」
椅子の裏から

[メイン] 歳納京子 : そのため感知することが多い、今回もそうだったようだ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いやいいさ、談笑も悪くない」
手を振ってご挨拶、しっかりものそうだけども?

[メイン] ナズーリン : 「どうも」
遅かったじゃないかと言って子供扱いされるのも癪である

[メイン] 鹿目まどか : 「は…はい!」

[メイン] 歳納京子 : 「あったり~!」
「よろしくお願いしまーす!」

[メイン] 鹿目まどか : 「よろしくおねがいします!」

[メイン] フォックステイル : 橙色の髪に、細めのエージェントが部屋へ入り、一礼し、席に着く。

[メイン] ナズーリン : 「君はいい加減普通に座ったらどうなんだ……」
スシヌに視線を向けて

[メイン] フォックステイル : それぞれの挨拶を見て、満足そうに笑みを見せ頷きつつ。

[メイン] スシヌ : 「ぴいっ!」
隠れる

[メイン] 歳納京子 : 「ほほう説明の方も女の人……偶然かのう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「んで、お仕事かい、確かに華が多いけど」

[メイン] 歳納京子 : 顎を触りながら。

[メイン] フォックステイル : 「あはは、大丈夫ですよ、きちんと任務説明を受けてくださればそれで充分ですから」

[メイン] ナズーリン : 「…………」
説明の邪魔になっても悪いのでまあ……今はこの小動物を放っておこう……

[メイン] フォックステイル : そう言い、全員の手元へ資料を渡していき。

[メイン] 鹿目まどか : 「わかりました……!」

[メイン] フォックステイル : 「コホン、それではですね……今回は、皆さんにここから少し離れた場所にある、山奥の集落、"雨越村"に向かってもらいます。」

[メイン] フォックステイル : 「人があまり立ち寄らない場所で、言ってしまえば……限界集落、というものですね。」

[メイン] 歳納京子 : 「ふんふん」
と、手渡されていく資料を見て、うーん。

[メイン] スシヌ : 「…」コクコク
目元だけ出てる

[メイン] 鹿目まどか : 「………?」
雨越村……?

[メイン] オケアノスのキャスター : 「随分と寂しい場所だね、そこで任務か」
意外な話だ、まあUGNってのは結構手が広いと聞くからそっちはいいんだけど

[メイン] 歳納京子 : 「ふ、ふんふん……」
よ、読みにくい……けど、どうにかして読まないと…天才なんだから!

[メイン] ナズーリン : 「ふうん」
田舎はネズミに厳しいから好かないと思いつつも資料をぺらぺら

[メイン] フォックステイル : 「そうですねー、人がいない場所ではありますが……」

[メイン] フォックステイル : 「………昨日、その村で未確認のレネゲイド反応が検出されたとの報告がありました」

[メイン] 歳納京子 : 「せんせー!限界しゅーらく、そこに何があるんですか~?」

[メイン] 歳納京子 : 「………!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「どうせ、所謂レネゲイドってやつだろ?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「やっぱりか、ふむ」
顎を触れて、少し考えてみる

[メイン] フォックステイル : 「何がですか?えーーーっと……田んぼとか、畑とか、そういったのが多い地域とお聞きしましたよ」

[メイン] フォックステイル : オケキャスに頷きつつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「レネゲイド反応……」

[メイン] フォックステイル : 「ええ、その通りです」

[メイン] 歳納京子 : 「す、すげ~」
一発で当ててる~、この人!

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあ、起きないこともないか」

[メイン] 鹿目まどか : 「…被害者の人とかは出たりしてませんか?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「田舎といえば伝承とか胡散臭い話もあるし、頷けるけども…」
事実私もそれに分類されるらしい、今ここにいるのにね

[メイン] スシヌ : 「う、うん…そういう所って…昔の事とか信じられてたりして」
「それがきっかけでRBが形成されたりするから…」
またちょっとだけ顔出す

[メイン] 歳納京子 : 「畑かぁ、何もなさそうなとこだね」

[メイン] 歳納京子 : 「ほほう……スシヌさん詳しい!」
ぴしっと指さしつつ。

[メイン] フォックステイル : 「まだ検出されたばかりでありまして、現場には、そのレネゲイド反応を検出したエージェント────"アルタイア"という方が先に調査しております。そちらと合流し、引き続き調査の方をよろしくお願いしますね」

[メイン] スシヌ : 「ふぁっ!」
引っ込む

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成る程、まだスタートラインか」

[メイン] 鹿目まどか : 「は、はい!わかりました」

[メイン] フォックステイル : 「被害者の方はまだ分かりませんね……その調査も、アルタイアと協力して調査をお願いします」

[メイン] 歳納京子 : 「”アルタイア”さんですね、了解です!」
あ、引っ込んじゃった。悪いことしちゃったかな。

[メイン] ナズーリン : 「なるほど、では詳細はそのエージェントに聞けばいいだろう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「その子と共同戦線を張って、反応を絞るわけだね…はーく」
ふんふん頷いて

[メイン] フォックステイル : 「伝承に関しては……あはは、まぁ、そうですねー……人々の噂がレネゲイドによって具現化する、といった例は、珍しくはありませんから」

[メイン] 歳納京子 : 「6人もいれば怖い物なし!ちゃちゃっと調べちゃおう!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあ、何があるかわからないし気を抜くな、なんて説教じみた事を言っておくかな?」
冗談めかしつつ

[メイン] フォックステイル : 「雨越村はそうですねー……山奥にありますので、まぁ……ほとんど何もない、と言ってもいいかもしれませんね」
苦笑いしつつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「今から調査……」
小声で軽く漏らす。
少し不安が募る。

[メイン] 鹿目まどか : 「…………っ」
ううん、

[メイン] 歳納京子 : 「へ~~」
UGNの仕事はほとんどやってない。だから心配もあるけど……
まあ、天才なら大丈夫、のはずだ、うん。

[メイン] ナズーリン : 「無いなら無いで調べ物が楽でいいとも」

[メイン] スシヌ : 「交通手段は…?」
ボソボソ

[メイン] オケアノスのキャスター : 「不安がることはない、まだまだよくわからない話だろ?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「UGNが用意するんじゃないのかい!?」

[メイン] 鹿目まどか : これから私たちが頑張っていかなきゃ……!

[メイン] フォックステイル : 「ええ、ご安心ください、車はこちらで手配致しますので」

[メイン] スシヌ : 「わ、わかりました・・・」

[メイン] ナズーリン : 「ま、そりゃそうだね」

[メイン] 鹿目まどか : ………できるかはわからないけど、それでも、

[メイン] フォックステイル : 「少々時間を要しますが……あはは、これもまた仕事ですので、ご容赦ください」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なによりなにより、電車とかは視線を集めて慣れなくてね」
何せ私魔女だし、まあ違う理由かもだけど

[メイン] 鹿目まどか : 私のやれることはしていきたいなって。

[メイン] フォックステイル : 「何せ、山を登りますからね」

[メイン] ナズーリン : ド田舎まで自力で行けと言われたら帰っていたかもしれない

[メイン] 歳納京子 : 「徒歩だったらすげー時間掛かりそー」
……まあ大丈夫かな?うん、それでも何とかやれるよ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いいさ、任務なら文句は言わな…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「山かあ」

[メイン] 歳納京子 : 「やま」

[メイン] 歳納京子 : 「……………」
未体験。

[メイン] 鹿目まどか : 「………あっ……」
ふと周囲を見渡し、すっとんきょうな小声を出す。

[メイン] フォックステイル : 「簡単な説明は以上となります。質問が無ければ、このまま雨越村へ向かっていただければと思います。」

[メイン] スシヌ : 「山かあ…」
皆で登ったりしたっけ

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
話聞いてなかった……。

[メイン] 歳納京子 : 「……いやいや!大丈夫だろ!なにせ私たちオーヴァードだし、私は天才だからな!」

[メイン] ナズーリン : 「無い」
まあ山でもどの道自分の足で行くでも無し 気にすることはない

[メイン] 歳納京子 : ちらり、とまどかの様子を見て。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあいいか」

[メイン] 鹿目まどか : うう……早速大失敗………。

[メイン] 歳納京子 : 「”アルタイル”って人に聞けばいいらしいよん」

[メイン] 歳納京子 : 小声で、そう伝える。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なにせ田舎の山で調査だろ?車とかは準備されてるわけだし行ってからが本番だろうさ」
わざとらしく、再確認できるよう言っておく

[メイン] フォックステイル : 「あー……そうですね、山奥の集落ですので……電波は通じにくいと言った面はあるかもですので……ちょっとそこらへんが、皆さま学生の方々にとっては辛いでしょうかね?」
苦笑いしつつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「……ありがとう、京子ちゃん」

[メイン] 歳納京子 : 「その人が詳しい話してくれるっぽいし…おけおけ~!」
にかっと、笑いつつ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ま、デジタル世代というやつには我慢してもらう」
肩を竦めつつ

[メイン] 歳納京子 : 「げげ…ゲームとかも出来なそ~」

[メイン] フォックステイル : 「私への連絡にも支障が来すことが予測はされておりますので、基本的な判断は、皆様にお任せします、実績がありますからね、信頼してます。」

[メイン] ナズーリン : 「この面々では退屈することもなさそうだがね……」

[メイン] 鹿目まどか : やっぱりまだ駄目だなあ私。
この力を持って少しは強く前向きになれたと思ったんだけど、皆私よりしっかりしてる。

[メイン] スシヌ : 「と、トランプとか持っていったり…えへへ…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さてさて、出発はすぐかい?」

[メイン] 歳納京子 : 露骨に嫌そうな顔。
……まあ、大丈夫かな、何とかなるだろう、今の私なら。

[メイン] 鹿目まどか : 「うん、そうしてみるね。京子ちゃん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そうでないなら軽く準備でもするが」

[メイン] フォックステイル : 「ふふふ、一応これ、仕事ですよ」
ニコニコしながらスシヌへ。

[メイン] 鹿目まどか : でも、少しだけ心強い。

[メイン] 歳納京子 : まどかに👍。

[メイン] スシヌ : 「あっ…ご、ごめんなさい!」

[メイン] 鹿目まどか : 私は、私のやれることをする以外はない。
迷惑かけちゃうかもしれないけど、それが今の私だから。

[メイン] 歳納京子 : 「え~~、少しくらいよくないです?」
唇を尖らせて。

[メイン] フォックステイル : 「車手配までまだ少々時間はありますので ……ふふふ、"事前準備"は、各自にお任せしますね」

[メイン] 鹿目まどか : 「………っ」
京子に微笑み、ピースを返す。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「建前は大事にってことさ」

[メイン] フォックステイル : 「おっと……私は次の打合せがありますので、この辺で失礼させていただきますね」
腕時計を見て、そのままいそいそと退出する。

[メイン] スシヌ : 「は、はい…」

[メイン] ナズーリン : 「あい分かった」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ま、しっかり仕事しに行こうじゃないか」
立ち上がって、羽を軽く払って

[メイン] 鹿目まどか : まだ足りないけど、今はできることをしていきたいなって。

[メイン] 歳納京子 : 「ほほー、建前」
まあ遊んじゃダメかぁ……残念だけど、まあ、我慢も出来るのが天才のいい所だね、うん

[メイン] 歳納京子 : 「あ、さよなら!」
手を振って送りつつ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それじゃあ私も一旦お暇するよ、またね」
手を振りながら退出して

[メイン] スシヌ : 「ありがとうござイマシタ…」
しおしお

[メイン] 歳納京子 : 「そいじゃーー……なんか悩んでそーだけど、ぶっつけ本番でなんとかなるっしょ!」

[メイン] 歳納京子 : まどかに向きながら、立ち上がる。

[メイン] オケアノスのキャスター : いやー困ったね、私は魔女だけど中々今回はその年の功次第になりそうだ、なんて思いつつ準備を思案するのだった

[メイン] 鹿目まどか : ところでアルタイルって……?

[メイン] ナズーリン : 「とりあえずだ」

[メイン] ナズーリン : 「全員さっさと出払いたまえよ……」

[メイン] 歳納京子 : 「わかった」

[メイン] スシヌ : 「えっあっあー」

[メイン] ナズーリン : あの様子ならこの部屋を取った時間もそう長くなさそうだし後につかえても困る

[メイン] 鹿目まどか : 「はっはい!」

[メイン] 歳納京子 : そのまま、すたこらと荷物を持って外を出る。

[メイン] スシヌ : 「準備準備準備…」
貰った資料ワタワタ

[メイン] 鹿目まどか : 「じゃあ失礼します……!」
そそくさと荷物をまとめて部屋を出る。

[メイン] スシヌ : 「失礼します~…」
失敗したくないよお…怖い…

[メイン] 鹿目まどか : 「その……」
ずっとおどおどしてた人、スシヌに声をかける。
どこか通じる物を感じた。

[メイン] スシヌ : 「ひゃいっ!!!」

[メイン] スシヌ : 逃げるように出ようとしてドアに頭強打

[メイン] 鹿目まどか : 「ふあぁっっ!!?」

[メイン] スシヌ : 「ほへいはおほあお…」

[メイン] 鹿目まどか : び、びっくりしたあ……

[メイン] ナズーリン : 「君たち二人で話させると延々と続きそうだ」

[メイン] ナズーリン : 「そういうのは後でやりたまえ」

[メイン] ナズーリン : 「遅刻はしたくなかろう」

[メイン] スシヌ : 「えとあっと…と、とあ」

[メイン] スシヌ : 「お話!何でしょうか!」ズキズキ

[メイン] ナズーリン : 「まあ私はもう行くよ……」

[メイン] ナズーリン : 言うことは言った。これ以上に煩わされても困る。
すたこら出ていく。

[メイン] 鹿目まどか : 「とりあえず……一緒に頑張ろ?」

[メイン] 鹿目まどか : 「私もあんまり自信ないけど、一緒なら互いに心強いから」

[メイン] 鹿目まどか : 「私ももちろんやれる範囲であなたを助けたいし」

[メイン] スシヌ : 「う、うん…!」
「こ、声掛けてくれてありがと…」

[メイン] スシヌ : 「頑張ろうね!」

[メイン] 鹿目まどか : 「うん!」

[メイン] 鹿目まどか : 「それにね、」

[メイン] 鹿目まどか : 「わたしはあんまり話聞けてなかったから、あなたの助けあったりしたら、とってもうれしいなーって」

[メイン] 鹿目まどか : 「………一緒に頑張ろうね!」

[メイン] 鹿目まどか : 「行こう!」

[メイン] スシヌ : ニコニココクコク と 顔を動かす

[メイン] スシヌ : 「うん!えへへ!」

[メイン] 鹿目まどか :

[メイン] 歳納京子 : 出て行った……けど。

[メイン] 歳納京子 : 一応扉の前で話し合いを聞いていた。

[メイン] 歳納京子 : うーーむ、自信なさげな人達二人!

[メイン] 歳納京子 : なんか格が違いそうな人二人!

[メイン] 歳納京子 : これは……うん、私が頑張って事件の調査をしなくてはならないな!

[メイン] 歳納京子 : 天才なんだ、私は。
今までの私と違って、私は今”何でもできる”んだ。

[メイン] 歳納京子 : だから、他の人が出来ないことも。
できる事も、全部全部。

[メイン] 歳納京子 : 私がやってやる。

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] GM : 〇情報項目
・「雨越村について」 情報:噂話 難易度8
・「レネゲイド反応について」 情報:UGN 難易度8
trigger条件:全部調べ、レネゲイド反応の発生源へ向かう。
全部調べ終わったら、帰っても良い。その場合はバックトラック処理へと移行し、EDとする。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達は雨越村まで、都市部から山の麓、生い茂った木々草々の中を、長時間掛け移動し、ようやく目的地へ到着した。
その村は、ありていに言えば、田舎そのものであった。村人はほとんどが老人で構成されており、田んぼや野菜畑が多く見られ、農業を中心にやり繰りしてあることが見受けられる。
電気は一応通っているようだが、山の中ということもあり、電波は届きにくい。主要な娯楽施設もほとんど無い。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : middle「長閑な村」 登場:任意

[メイン] オケアノスのキャスター : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ オケアノスのキャスター ] 侵蝕値 : 45 → 46

[メイン] 歳納京子 : 32+1d10 登場/リザレクト (32+1D10) > 32+5[5] > 37

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 32 → 37

[メイン] 鹿目まどか : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+6[6] > 47

[メイン] system : [ 鹿目まどか ] 侵蝕率 : 41 → 46

[メイン] system : [ 鹿目まどか ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン2] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 39 → 44

[雑談] system : [ スシヌ ] 侵蝕率 : 45 → 50

[メイン] 鹿目まどか : ……やっと着いた。

[メイン] 鹿目まどか : 見た感じ平和だけど、まだどうなってるのかよくわからないから。

[メイン] 鹿目まどか : もし見逃してたりしたら、本当に嫌だから……。

[メイン] 鹿目まどか : 早く知りたい、この村で何が起きているのか。

[メイン] 鹿目まどか : そのために、私にできる事を………。

[メイン] 鹿目まどか : 「レネゲイド反応について」 情報:UGN 難易度8

[メイン] 鹿目まどか : (2+0)dx<=2 【社会】

[メイン] GM : 🌈

[メイン] 鹿目まどか : 🌈

[メイン] 鹿目まどか : (2+0)dx=>8 【社会】 (2DX10>=8) > 10[9,10]+2[2] > 12 > 成功

[メイン] GM : よくやった!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「レネゲイド反応について」
"アルタイア"の報告によると、雨越村にある、"雨越神社"と呼ばれる場所から検出されたらしい。
その出元は、「横寺 恭子」という、16歳の少女であり、どうやら最近、無自覚にレネゲイドに感染、オルクスのピュアブリードとなった。その領域を操る力で、この雨越村の天候や土壌を操作し、より良い結果へ変えていたとのことだ。
侵蝕率は49%程度で、ジャームの心配も無く、現在のところFH等からの関与も無い。
"アルタイア"は現在、恭子の保護準備を始めているらしい。雨越村の経済面も、"アルタイア"のポケットマネーで何とかする手筈が整っている。

[メイン] GM :  

[メイン] 鹿目まどか : 少し、焦っちゃったな。

[メイン] 鹿目まどか : 捜査って、まだちょっとなれないなあ。
一度失敗して🌈出されちゃったし。

[メイン] 鹿目まどか : ……でも、

[メイン] 鹿目まどか : 一応、がむしゃらに走ってだけど、ある程度の事は分かった。

[メイン] 鹿目まどか : 「横寺……恭子ちゃん。」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おや、人名かい?」
ふと呟くまどかに向いて

[メイン] 歳納京子 : 「ふむむむ~~~」
どうしたものやら、と考え込みながら。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さっき機材を弄ってたし、何か進展があるみたいだね?」
首を傾げて問いかける、まぁ深刻な事態ではなかったのは顔で分かるが

[メイン] 鹿目まどか : 「はい、色々見て回ってたら、そんな名前に出会って」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ふむふむ、少し見せてもらおうか」
そのまま機材を覗き込んで見てみると、おやおやおや

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なーるほど」

[メイン] 歳納京子 : 「あれ、調べ終わってた!?」
「ふんふん?」
機材をのぞき込む。

[メイン] オケアノスのキャスター : これ、ほぼ終わってるね?

[メイン] 歳納京子 : 「……ん~~~、これさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「大体の処理は終わってるみたいだね、ポケットマネーの項目に関しては些か首を傾げるが」

[メイン] 鹿目まどか : 「でも私、レネゲイドの事はまだよくわからないから」

[メイン] 鹿目まどか : 「少し二人の意見聞けたら、うれしいなって」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「あ~」

[メイン] 歳納京子 : 「自分の力で使うのは…アレだけど、確保したら終わりっちゃ終わりかな」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「んん~…案件としては、まぁ見なくもない話だと言っておこうかな」

[メイン] 鹿目まどか : 「見なくもない……ですか?」

[メイン] 歳納京子 : 「ん~~~~」
と言っても、私も慣れてるわけじゃないけど。

[メイン] 歳納京子 : 「ふむふむ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「不意に覚醒してしまったオーヴァードを、悪意なども無いので教育を施した上で保護する」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁまぁある話だね、オーヴァード自体は不意に覚醒してしまうこともあるし」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「覚醒して人間も、何かしたいことがあると言ってもどうしようもない悪人である事はまずないわけだしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そうなると、軽く教育した上でUGNで保護するために…ってのは」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁある話ってコトさ」

[メイン] 鹿目まどか : 「とりあえず……大事ではない、のかな?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「話を見る限りでは、かな」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「規模としてはこの狭い村だから負担も無かったんだろうか」

[メイン] 歳納京子 : 「じゃー、今回もそのケースで、何か起こりそーではないと」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「とはいえ…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁ任務って事だしね、一応本人と件のオーヴァードは確認しておくべきじゃないかな?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一応出来る事はして損は無いだろ?」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
少しだけ貯めて

[メイン] 鹿目まどか : 「はい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「よしよし、君は?」
京子を見て

[メイン] 鹿目まどか : 「もし何か見逃してる事があったら、私としても嫌だから」

[メイン] 歳納京子 : んん~~~、とはいえ、とはいえ。

[メイン] 鹿目まどか : 「できるだけの事はしていきたいなって…」

[メイン] 歳納京子 : 頭をぐるぐる、と指でなぞり。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「出来るだけ、というよりは後で文句言われたくないだけでもあるがね」

[メイン] 歳納京子 : 「いちおー、今の所は危険性がないと、でも取りあえず見に行くって感じだよね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 冗談めかして言ってみる、まぁ流石に不真面目な建前すぎるかな?

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一応ね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁ先にアルタイアに顔見せくらいはしないとだろ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私たちは応援って話だしね」

[メイン] 歳納京子 : 「まあ調査したってことは大切ですからなあ、ただ」
気になることは、一つ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ただ?」

[メイン] 歳納京子 : 「横寺ちゃんだっけ?個人的に会ってみたいかも」

[メイン] 鹿目まどか : 「……?」
ただ、という京子の言葉に疑問を浮かべ

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ほほう?」

[メイン] 鹿目まどか : 「……そうだね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「その心は」
随分珍しい事を言うね

[メイン] 歳納京子 : 「だってほら、こんな…って言ったらあれだけど、ふっつーの村じゃん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そうだね」

[メイン] 歳納京子 :       オーヴァード
「そんな所で”非日常”になったら、どういう扱いされてるのかとか…」

[メイン] 歳納京子 : 「…どう思ってるのか、とか…ちょっと気になってさー」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おやおや、まあ…成る程」

[メイン] 歳納京子 : へへ、と笑って腕を後ろに回し。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「面白いことを考えるね、若い癖に」

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
凄いなあ、京子ちゃん。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあ私の予想は止しておこう、とはいえ、なら…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「万が一を埋めるために、先に二人で話に行ってみるかい?」
少し笑いつつ、問うてみる

[メイン] 歳納京子 : 「へっへへ~もっと褒めてくれたっていいよ」
天狗になりながらも、話を聞く。

[メイン] 鹿目まどか : 私も、横寺さんとは話したいとずっと思ってた。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「アルタイアは保護担当だろ?ならもしかしたら止まるかも知れない」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なんで、まあ二人で勝手に行ってみるのも面白そうだけど」

[メイン] 鹿目まどか : でもそれは、単純に横寺さんの事が気になってたから。

[メイン] 歳納京子 : 「おん?キャスさんは?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「アルタイアに挨拶して足止め〜」

[メイン] 鹿目まどか : 私も不意な形でオーヴァードになった身だから、もしかしたら横寺さんもそうなのかもって、そう思うと心配で。

[メイン] 歳納京子 : 「あ、あじゃす!」
ぺこーーーっ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「でもまあ、もしそうするなら言っておくけど」

[メイン] 鹿目まどか : それだけしか考えてなかった。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「アルタイアが言った可能性はあるとしても、自分から余計なことは言わないようにね?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一応一般人相手、はい復唱」

[メイン] 歳納京子 : 「あーー、UGNの事とかレネゲイドとか」
またなんか考えてそー、まどか

[メイン] 鹿目まどか : 京子ちゃんは違う。
"この場所"で
"オーヴァードになってしまう"
そんな所まで考えてた。
私よりずっとしっかりしてるし、優しい。

[メイン] 歳納京子 : 「イッパンジンアイテデス」
だみ声で。

[メイン] 鹿目まどか : ……やっぱり私もまだまだだなって。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「よしよし、ならよし」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあでも、一応言っておくとしたらだけど」

[メイン] 鹿目まどか : うん……頑張ろう。
今はただ、私にできることを。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そう悪い目は合ってないとは思うけどもね?いまのままなら」

[メイン] 歳納京子 : 「あー、まあそんな悪い噂も聞かないし…だね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「少し考えすぎてるようだから釘を刺させてもらうけども」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「相手は日常の側にいるわけだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「………あっ」
ふとまわりを見る。

[メイン] 鹿目まどか : またやっちゃった………

[メイン] オケアノスのキャスター : 「非日常からの色眼鏡で見過ぎるのは良くないさ、相手の尺度をよく考えな?」

[メイン] 鹿目まどか : うう……話聞き逃した………。

[メイン] 鹿目まどか : 私の馬鹿………。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「悪く考えるのもUGNらしいけどもね」

[メイン] 歳納京子 : 「んんん~~~~、善処します!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「はいはい、まあ若いとやり過ぎるものだからね」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
どうしよう、完全に私が悪い。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「んじゃあ是非話してみるといい、見識を広めたまえって奴だ」

[メイン] 鹿目まどか : …………………。

[メイン] 鹿目まどか : 「ご、ごめんなさい!」

[メイン] 歳納京子 : 「まあ、大丈夫っしょ!巫女様って言われてるんだからそう悪いことにも……ん?」

[メイン] 歳納京子 : まどかの方を向いて。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ん?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「どうかしたのかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「そ、その………………」

[メイン] 鹿目まどか : 「話、聞けてませんでした………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…」

[メイン] オケアノスのキャスター : ぺしり、軽くチョップ

[メイン] 歳納京子 : 「…………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「集団行動、だぞ」

[メイン] 鹿目まどか : 「あうっ…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「任務は一人でやるわけじゃないんだからさ、あんまり一人で悩むより人に話そう、な?」

[メイン] 歳納京子 : 会議でもそうじゃなかったっけ!?

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いいかい、じゃあ私は優しい大魔女なので言い直すが」

[メイン] 歳納京子 : 「優しい大魔女」
とはいえ話は聞く。

[メイン] 鹿目まどか : 「はい……」
悩んでたわけじゃないから、本当にごめんなさい、キャスターさん……

[メイン] オケアノスのキャスター : 「話に行くのはいいが、非日常からの視線になり過ぎるなって事さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「大事なのは相手の目線でもある」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………はい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なぜこうしたか、何故こうなったか」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ハウダニットだかホワイダニットだか…まあ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「兎も角、話を"聞く"つもりならよく考えな」

[メイン] 歳納京子 : 「う~~~ん、要するに!」
キャスさんは丁寧だけどピンとこない。
……いやいや、天才だから理解しないとなんだけど。

[メイン] 歳納京子 : 「…友達として接してみる?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…うーーーん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあ、なんだ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「要は独りよがりになるなって事さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なんで話をしたいのかは気にしないけども、聞く立場だし丁寧に行きな」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「特にまどかはね」

[メイン] 歳納京子 : 「あー、ふむふむ」
丁寧 丁寧か 

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なにせ、もう終わった事を蒸し返すかもしれないだろ?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「何か躍起になるのはいいけど、君ら他人だからね」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………私は」

[メイン] 鹿目まどか : 「私は単純に、知りたい」

[メイン] 歳納京子 : うんうん、と悩んでいると。
まどかの方を向いて。

[メイン] 鹿目まどか : 「横寺さんの事が、心配だから」

[メイン] 鹿目まどか : 「まだ名前しか知らないけど、他人事には思えないから」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…」
軽くため息、そんで肩を揺らして

[メイン] 鹿目まどか : 「もし横寺さんが悩んでたら、しっかりと聞いてあげたい」

[メイン] 鹿目まどか : 「悩んでなかったとしても、それでいい」

[メイン] 鹿目まどか : 「私の心配がいらないものなら、それが一番嬉しいから」

[メイン] 歳納京子 : 「…………え」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そゆとこだぞ、まどか君」
もう一発チョップ

[メイン] 歳納京子 : 「めっちゃいい子じゃね?」

[メイン] 鹿目まどか : 「あうっ…」

[メイン] 歳納京子 : 「あ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「独りよがりになるなって言ったろ?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「助けてやる立場ですらないぞ、まだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「はい……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「話を聞くだけ、OK?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「アルタイアがもうとっくに英雄様した方なんだから、あんまり気を張りすぎても良くないってんの」

[メイン] 鹿目まどか : 「その通りです………」
うう…また変な事しちゃった……。

[メイン] 歳納京子 : 「まーまー、その態度は良いと思うよ~」
「だってほら、二人じゃ解決できてないものもあるかもだしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…ま、それもあるからこれだけで済ますけど」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「自分が助けてやるーって顔で会いに行くのは」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「失礼だろって事さ、そんだけ」

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
ちょっと、考えた事もなかった。

[メイン] 歳納京子 : 「だからまどか、アレだよ!」
「友だちを作ろーって気で話に行こう!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ま、これ注意したからもう言わないぞ」

[メイン] 歳納京子 : 「フランク的な!」
多分あってるはずだ これが完璧な答えだと思う

[メイン] 鹿目まどか : ただ、私は誰かの力になれたらうれしいなって。
それだけを思って動いてたから。

[メイン] 鹿目まどか : 「う、うん……!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「よし、じゃあいいね?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私はアルタイアに挨拶しに行くから、精々頑張ってくれ」

[メイン] 歳納京子 : 「はいはい~!了解ですってのと」

[メイン] 鹿目まどか : 「わ、わかりました…!」

[メイン] 歳納京子 : 「この態度で、接していい?”正解”?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 一瞬、鋭く目線を向けてから和らげて

[メイン] 歳納京子 : …天才なら、完璧を目指すものだ。
そうであれねば、ならない。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ま、最初の挨拶は丁寧にしたら合格点かな」

[メイン] 歳納京子 : 「へい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 手を振って、笑いつつ

[メイン] 歳納京子 : 「じゃあ~~、そうするようにします!」
丁寧な挨拶 それが答えなんだと。

[メイン] 歳納京子 : それに返すように手を振って。

[メイン] 鹿目まどか : 「……」
やっぱり、皆凄いなあ。

[メイン] 鹿目まどか : まだしっくり来てるわけじゃないけど、ちょっと考えてみたらその通り、なのかも。

[メイン] 鹿目まどか : ……オケキャスさんの言葉、しっかり胸に刻み付けなきゃ。

[メイン] 鹿目まどか : 「…はい!」

[メイン] 鹿目まどか : 「オケキャスさんの言ったこと、私忘れない」

[メイン] 鹿目まどか : 「その上で、自分にできることしっかりやってみます」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「はは、まあそこまで気張り過ぎるなってんだけどもね」
苦笑い混じりに、そう呟いて

[メイン] オケアノスのキャスター : さてさて、目の前の二人はどうすることやら

[メイン] オケアノスのキャスター : 現状終わった話なのに、随分気張ってるが…嫌なものを思い出すのさ

[メイン] オケアノスのキャスター : 英雄は、時には煩わしいからね

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : trigger「雨の巫女」 登場:任意

[メイン] 歳納京子 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+3[3] > 40

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 37 → 40

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[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 44 → 52

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達は、雨越神社へ足を運んだ。古びた外装ながらも、それなりに歴史を感じることができる。
そこの境内に、"アルタイア"と、背の小さな少女はいた。二人は笑顔で、楽しそうに話をしているようだ。

[メイン] アルタイア : 「あはは、恭子ってば………ん?あ、み、皆さん、これはこれは……」
あなた達に存在に気が付き、一礼する。

[メイン] 横寺 恭子 : 恭子「! ほへ?由比ちゃんの、お知り合い?」
小首を傾げる。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「やあやあ」
手を振りながら

[メイン] 鹿目まどか : 「は、はい!」

[メイン] アルタイア : 「あー………えっと、えー……そんなところですかね……?」
肩を竦め、あなた達の方へ視線を。

[メイン] 鹿目まどか : 「か、鹿目まどかです…!」

[メイン] 歳納京子 : 「あ 」
丁寧な挨拶 挨拶 丁寧に

[メイン] スシヌ : 「ッ!!」
背後からヒョコッ

[メイン] オケアノスのキャスター : 「どうも、"由比"さん?」
隣の少女に合わせて

[メイン] ナズーリン : 「合流、というわけだね」
ひょこっ

[メイン] 歳納京子 : 「お日柄も良い日で こんにちは、初めまして!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「まどかちゃん!可愛い名前! 私、横寺恭子って言います!」

[メイン] アルタイア : 「う……オケアノスさん……一応、CNでお願いしますね……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 軽く一礼、しあしまあ…

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…いいのかい?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一応、その子の前のようだが」

[メイン] スシヌ : 「は、はじめまして…」

[メイン] ナズーリン : 「きょうこ……?」
名前被って……まあこういうこともある

[メイン] 歳納京子 : 「恭子ちゃん? あー、私は歳納京子!」
後はフランクに、これが正解のはず。

[メイン] 鹿目まどか : 「うん、よろしくね横寺さん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあいいのなら遠慮なく、アルタイアさん」

[メイン] ナズーリン : 「どうも、ナズーリンだ」

[メイン] 歳納京子 : よっすよっす、と手を振り。

[メイン] アルタイア : 「ああ、はい、その件関しては大丈夫ですよ、オケアノスさん」
そう言い、恭子に笑みを見せ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さてさて、まあ仲良いところ悪いが」

[メイン] 横寺 恭子 : 「わわ、えへへ、よろしくね!京子ちゃん!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「早速話を聞いておきたいところだね」

[メイン] 横寺 恭子 : 「あー、えっと……ゆーじーえぬ、ですよね?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「色々、質問される前に纏めておきたいだろ?」

[メイン] 鹿目まどか : あっ、話もう通ってるんだ……。
少し安心………。

[メイン] 歳納京子 : 「おおっと、バレてしまっては仕方ない」
「私たちは秘密結社UGNなのだ!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、私たちはUGNだね横寺さん」

[メイン] アルタイア : 「話、ですか 一応、彼女にレネゲイドとは何か、オーヴァードとは何か、UGNとは何かについて、全て説明し終わりましたので、大丈夫ですよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それは何より」

[メイン] 歳納京子 : どこか誇るように。
はっはっは。

[メイン] ナズーリン : 「京子、君は少々黙っていた方がいいよ」
話を纏めると言っているだろうに

[メイン] 横寺 恭子 : 「秘密結社……!」
ごくり。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ではどうしてそうなるかの経緯が気になるところでね」

[メイン] 鹿目まどか : 「うん、そうだよ。私も一応そのUGNに協力してる、感じ」
恭子に対して、まっすぐに自分の立場を答える。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「どうにも、距離が近いようだし」

[メイン] 歳納京子 : 「ぐっ………!!」
ナズーリン……さん。

[メイン] アルタイア : 「ん、あ、あーー……経緯、ですか、んーっと、そうですねー……」

[メイン] 横寺 恭子 : 距離が近い、という言葉を聞き
アルタイアの腕に抱き着く。

[メイン] 歳納京子 : しょんぼりとして、話を聞く体勢になる。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「出来ればまあわかりやすく頼むよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「えへへ!私達、実は幼馴染なんです!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ウチのツレが…あー」

[メイン] アルタイア : 「ちょっ、きょ、恭子……!?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「へえ?成る程」

[メイン] ナズーリン : 喋らないのも喋りすぎるのも困りものだね……と思いつつ京子の様子に満足

[メイン] オケアノスのキャスター : 「幼馴染、か」

[メイン] アルタイア : 「あーいや、えーとですね……」

[メイン] 歳納京子 : 「……………そ、そうなの!?」

[メイン] アルタイア : 「……私、この村で生まれたんですよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いやまあいいさ、あり得ないことでもないが…ふむ」

[メイン] アルタイア : 「それで、帰省のためにここへ帰ってきまして」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ふむふむ」

[メイン] 鹿目まどか : 「幼馴染み……!」
話を邪魔しないようにしつつ
少しだけ興味を寄せた反応を示す。

[メイン] アルタイア : 「その時に、レネゲイド反応を検出……」

[メイン] 歳納京子 : それじゃあ運命の再開じゃん!感動的!
と言いかけて、口を閉じる。

[メイン] 歳納京子 : もごもご。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…成る程」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いざ調べてみれば、幼馴染…というわけか」

[メイン] アルタイア : 「そして、彼女を保護する……という形にしました」

[メイン] スシヌ : 「そっか…」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……」
保護、という言葉に少し、複雑そうな表情を浮かべる。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成る程ね、ふむふむ」
意外な話だが、まあ納得は行く

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まあ保護であれば自由も効くしね」

[メイン] 歳納京子 : 「……? どしたん恭子ちゃん」
眉をひそめたその顔に、違和感。

[メイン] アルタイア : 「手筈は既に整っております、ここまで足を運んでくださって申し訳ありませんが……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「UGNはいささかしがらみも多い、少し負担にはなるがその方がこの村をそのままにしやすい」

[メイン] アルタイア : 「一応、任務は完了、という形にはなっております」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そのようだね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ただまぁ、軽く質問は良いかい?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……え?な、なんでもないよ?」
ニコニコと京子へ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なぁに、実績作りも欲しいからね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「何も話しずらい事を聞くつもりはないよ」

[メイン] アルタイア : 「質問 ………ええ、どうぞ、皆様は仕事で来てますからね、当然の権利がありますでしょう」

[メイン] 歳納京子 : 「?」
あれ、なんか直感でビビっと来たんだけどな。
間違ったかな……うーん?

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ではまず」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「この村に対して私財を投じるようだが、その内約と持続性に関して聞いておきたいね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「何のために金が要るのか、ソレは足りるのか、だ」

[メイン] アルタイア : 「ああ、それでしたらご安心を、これでも私、この村を降りた市にある支部長を任されることになりましたので、財源に関しては何も心配することはありませんよ、持続性につきましても、問題無い、と私は判断してます」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成程、財力に関しては実質経費か…それで」

[メイン] アルタイア : 「財を要する理由は簡単です」
そう言い、恭子の方を見て。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…ふむ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああもしかして」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「養うとかでも…?」

[メイン] アルタイア : 「彼女の"力"で、この村は繁栄しておりますからね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成程…」

[メイン] アルタイア : 「……えっ、や、養う!?あーえっと、ま、まぁ、はい、それも……あるには、あります……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 公私混同、というのは些か酷かな

[メイン] アルタイア : コホン、と一息付け。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁいいさ、兎も角怪しい用途は無いだろうが」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「じゃあもう一つ良いかな?」

[メイン] アルタイア : 「……オルクスの力で、この土地の土壌、天候を操作していますからね」

[メイン] アルタイア : 「住民へのレネゲイドの影響は、当然看過できません」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、把握しているよ」

[メイン] アルタイア : 「もう1つの質問、どうぞ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私が気になるのはその住人の事さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「巫女と親しまれていたそうだが、そこらへんの記憶処理とかは大丈夫なのかい?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………」

[メイン] アルタイア : 「ええもちろんご安心を」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ふむふむ、用意周到だ」

[メイン] アルタイア : 「彼女の存在の記憶は、この村に住む全員から消すつもりです」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成程ね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「OK、二つも聞いてすまないね」

[メイン] 横寺 恭子 : 複雑そうな表情を、隣でずっと浮かべる。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「とはいえ私からはこれでいいとしよう、余計に突くだけ無関係だしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、そうだ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「コレは個人的な質問という事で」
横寺を見て

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君もいいんだね?」

[メイン] アルタイア : 「いえいえ、こちらこそ独断で色々と調査を進めてしまいましたからね、説明の義務はあって当然ですから」

[メイン] 横寺 恭子 : 「え?あ、う、うーん……私は……うん……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……もっと、みんなの役に立ちたかったけど」

[メイン] 横寺 恭子 : 「でも、みんなの迷惑になるなら……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……しょうがない、よね……?」

[メイン] 横寺 恭子 : 少し、寂し気な表情で。

[メイン] アルタイア : 「………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それは、自分で決めるといい…はまぁ言い過ぎか」

[メイン] アルタイア : 一応、彼女とも、この件については説得済みの様子だ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「じゃあ改めてありがとう、私からはもういいよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 手を振って、メモ帳を仕舞い

[メイン] オケアノスのキャスター : 「口出しするような用件も見当たらないしね、私には」

[メイン] ナズーリン : 「ま、話はおおよそ分かったね……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私が聞いた分には、"もう終わってる"だ」

[メイン] 歳納京子 : 「……ふーむ」
その様子を見て、どうにもピンと来てないように、頭を傾げながら。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、でもまぁ気になる事があるなら好きに聞いておくといい」

[メイン] ナズーリン : 「私の聞いた分では、そこのエージェントは極めて私的な感情に基づいて動いているようだが?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「この件が終わればこの子は彼女の管轄になるだろうしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だろうね、故郷なんだろ?」

[メイン] アルタイア : 「あ、あはは……」
感情的な行動、という点に、苦笑いしつつ。

[メイン] 歳納京子 : 「あ、そーだね」
キャスターに頷きつつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
やっぱりちょっと、何か悩んでる感じなのかな横寺さん。

[メイン] アルタイア : 「まぁですが……」

[メイン] ナズーリン : 「故郷の話ではないね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…そっち?」

[メイン] アルタイア : 「……彼女を保護するのが、私達UGNの義務、そうですよね?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ここで聞くのは野暮じゃないかい?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁね、覚醒した以上は」

[メイン] ナズーリン : 「野暮と言う言葉で説明を省けるなら楽でいい」

[メイン] スシヌ : 「???」

[メイン] アルタイア : 「それに、彼女の記憶を消し、レネゲイドの力を奪う、という手も、無くはないですが……」
ちらりと恭子の方を見て。

[メイン] ナズーリン : 「だが、論理性を欠いているのに説明を付けないのはいただけないと思っているよ」

[メイン] アルタイア : 「………少々、事情が、ありまして……ここではお話できないことですが」
小声で。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「困ったものだね、まぁいいんだが」

[メイン] オケアノスのキャスター : 正直、無駄に突くのも面倒でね

[メイン] アルタイア : 「……ええ、そうですね、他に気になることがありましたらどうぞ質問を」

[メイン] アルタイア : 「それに答えるのが、私の義務ですから」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「おおっと、まぁそういうのなら」

[メイン] スシヌ : 「大事なお友達だから助けたいからじゃないの?」
後ろからコソコソ

[メイン] 歳納京子 : 何かあるー、と。

[メイン] 鹿目まどか : もし横寺さんが辛いなら、力になってあげたい。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そのここでは言えない事情に関しては説明してもらえるという言質はほしいね」

[メイン] 鹿目まどか : ────。

[メイン] 鹿目まどか : 『──独り善がりになるな』
『まだ助ける立場ですらない』
『まだ、話を聞くだけでいい』

[メイン] オケアノスのキャスター : 「口にしたのなら逃がせないさ」

[メイン] 鹿目まどか : ………うん。

[メイン] ナズーリン : 「そこは聞きたい」

[メイン] ナズーリン : 「ここで話せない事柄があるならここで質問するのは手間なだけだ。よって、後々話してもらえるという手形をいただこう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、躱されては困る」

[メイン] アルタイア : 「……ええ、そうさせていただきます、その……彼女がいる、手前、なので……」
恭子の方を横目で見て。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ならまぁ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一旦分かれるかい?」

[メイン] スシヌ : 「???」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「早めに話していて欲しいからね」

[メイン] 横寺 恭子 : 「?」
話が聞こえないのか、きょとんとした表情で。

[メイン] 歳納京子 : 「んーーーー?それなら、まあ……私とか、あとはー」
まどかの方をちらりと。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なあに、ウチは五人も居るしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「二人くらい付けておけば安心だろ?」

[メイン] アルタイア : 「そうですね、私はこの後も引き続き、この村でのレネゲイドの影響を調べに向かいますので」

[メイン] スシヌ : 「あ、えっと…ナズさん…どうする?」

[メイン] 歳納京子 : 「まどかとか、恭子ちゃんとお話してみたいだろうしね!」

[メイン] ナズーリン : 「なぜ私に聞くのだよ……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 一応そういう約束もしたからね、義理立てさ

[メイン] ナズーリン : 「君の疑問があるのだろう、どうするかは君が決めたまえよ」

[メイン] 鹿目まどか : 「……うん!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「! 私も2人とお話してみたいかも!」
目を輝かせ、京子とまどかの方へ。

[メイン] ナズーリン : 「私は当然だがこのキナ臭い事情を抱えたエージェントに付かせてもらおう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私もそうしようか」

[メイン] 鹿目まどか : 「私もちょっと頼みたい事があって…」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「へえ」

[メイン] アルタイア : 「あ、あはは……」

[メイン] 歳納京子 : 「いえい!マッチング完了!」

[メイン] スシヌ : 「な、なら…えっと」

[メイン] スシヌ : 「ナズさんと」

[メイン] ナズーリン : 「ほう」

[メイン] 鹿目まどか : 「私は少し、この村の事気になるなーって」

[メイン] 鹿目まどか : 「こう、なんか…見てみたい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ほう?まぁ」

[メイン] 鹿目まどか : 「観光してみたいなーって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「! だったら案内してあげる!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そこは横寺さんに頼もう」

[メイン] 鹿目まどか : 「お願いしていいかな?横寺さん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「色のいい返事も聞けたようだしね」

[メイン] 横寺 恭子 : ニコニコと、元気よくそう返事する。

[メイン] 鹿目まどか : 「……!!」

[メイン] 歳納京子 : 「案内……!いいかも!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「何もないところかもだけど……でもでも!すっごくいい村だよ!」

[メイン] 鹿目まどか : 「ありがとう……!本当にうれしいよ……!!」

[メイン] ナズーリン : 「そちらは楽しそうで何よりだね……」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「じゃあ二人と…それで」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「スシヌ君はどうするのか、改めて聞いておこう」

[メイン] アルタイア : 「恭子、あまり迷惑かけてはいけませんよ」

[メイン] 歳納京子 : 「おっけー、楽しみ!」

[メイン] スシヌ : 「あ、えっと…ナズさん…じゃなくて」
声 小さかったかな

[メイン] オケアノスのキャスター : 「いやあ、此方が迷惑をかけるかもだからね」

[メイン] 横寺 恭子 : 「えっ!?わ、わかってるよ!それに私、もう子どもじゃないし!」

[メイン] スシヌ : 「アルタイアさんのお話を、私も聞こうかなって」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「成程」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「じゃあぜひついてくると良い」

[メイン] ナズーリン : 「あちらの方が楽しそうだが物好きだね」
横寺と盛り上がってる2人の方をちらっと見て

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふっ……よろしくね、横寺さん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なあに、楽しむだけが任務でもないだろ?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「真面目なのも美徳さ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「うん!よろしくね!」

[メイン] スシヌ : 「う、うん…鹿目さん達ともお話したい、けど」

[メイン] ナズーリン : 「悪いとは言ってない」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ではアルタイアさん、良いかな?」

[メイン] 歳納京子 : 「同じ"きょうこ"仲間どーし、よろしく〜!」
ニカッと笑いつつ。

[メイン] スシヌ : 「でもやっぱり、何か…そのままじゃ…怖い気がして」

[メイン] 横寺 恭子 : 「わぁ!ほんとだ!同じ~!えへへ!」

[メイン] スシヌ : 頷く

[メイン] ナズーリン : 「怖い、ね……まあいいとも」

[メイン] ナズーリン : 「邪魔にはならんだろう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「見ての通り、話を聞かないと満足しないのが二人ほどいるからね」

[メイン] スシヌ : 「よ、よろしくお願いします」

[メイン] アルタイア : 「では早速、引き続きオルクスエフェクトの影響について、調べに行きましょうか」
そう言い、神社の階段を下りていく。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、行こうか」

[メイン] オケアノスのキャスター : ケープのようにした翼を軽く振るって、その後へ

[メイン] ナズーリン : 「鬼が出るか、蛇が出るか」
アルタイアに続いて神社を離れる

[メイン] スシヌ : 「はい!」
ちょっと震えた声で 背中越しについていく

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達は、"優秀なオーヴァード"だ。

[メイン] GM : 横寺 恭子という少女と接触し

[メイン] GM : もしかしたら、気が付いたかもしれない。

[メイン] GM : 常人では気が付けない、真実を。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「真実」 知識:レネゲイド 難易度15
調べてもいいし、調べなくてもいい。
調べない場合、調査終了。バックトラックへ。

[メイン] オケアノスのキャスター : んじゃあ精神で

[メイン] オケアノスのキャスター : 3dx+1>=15 (3DX10+1>=15) > 6[4,5,6]+1 > 7 > 失敗

[メイン] オケアノスのキャスター : 財産全消費か

[メイン] オケアノスのキャスター : まぁいいだろう

[メイン] system : [ オケアノスのキャスター ] 財産P : 8 → 0

[メイン] ナズーリン : 同じく精神で行こう

[メイン] ナズーリン : 4dx>=15 (4DX10>=15) > 5[3,3,4,5] > 5 > 失敗

[メイン] ナズーリン : 妖精の手……助けて……

[メイン] オケアノスのキャスター : ええ…

[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 52 → 56

[メイン] ナズーリン : 1dx+10 (1DX10+10) > 6[6]+10 > 16

[メイン] GM :

[メイン] ナズーリン : よし。

[メイン] 歳納京子 : あぶなっ

[メイン] 歳納京子 : じゃあ判定

[メイン] 歳納京子 : 判定前に

[メイン] 歳納京子 : オート『天才肌』《援護の風》+《ウィンドブレス》/侵蝕率4/ダイス+5・達成値+9

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 40 → 44

[メイン] 歳納京子 : (4+0+5)dx+9 【精神】 (9DX10+9) > 10[1,4,4,5,5,8,9,10,10]+9[3,9]+9 > 28

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「真実」 知識:レネゲイド 難易度15
横寺 恭子の基礎侵蝕率は、119%だ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] ナズーリン : 見たことか!

[メイン] ナズーリン : いや、しかし助かったものだ。

[メイン] ナズーリン : ああも露骨に私情を挟むところを見せつければ、疑いの種を自分で蒔いているようなものだというのに。

[メイン] ナズーリン : 基礎侵蝕率>100%であるとはつまり、一支部長が己の采配一つで野放しにしておけるものではなく……

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン : いや。

[メイン] ナズーリン : 細かな事情はこの際いいのだ。

[メイン] ナズーリン : 重要なのは一つ。

[メイン] ナズーリン : 横寺恭子はジャームであり、アルタイアはそれを隠蔽した。

[メイン] ナズーリン : はは、簡単な話だね?

[メイン] ナズーリン : お人よしなのはいいが、まあ……

[メイン] ナズーリン : ……まあ、沙汰は追ってのことだ。

[メイン] ナズーリン :

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : さて、まぁ

[メイン] オケアノスのキャスター : あるところに怪物がいたとしよう

[メイン] オケアノスのキャスター : それは人の顔をして、人の心を持ち、人の言葉を喋る

[メイン] オケアノスのキャスター : それは怪物の魔法を使って、世界を変える

[メイン] オケアノスのキャスター : それは人の生活を持っている

[メイン] オケアノスのキャスター : それは怪物と分類される

[メイン] オケアノスのキャスター : その友人には優しい英雄がいた、彼女は手を差し伸べた

[メイン] オケアノスのキャスター : その下には五人の英雄が来た、彼等は怪物を殺すかもしれない

[メイン] オケアノスのキャスター : もし語るなら、どういう噺を愉しみたいかな?

[メイン] オケアノスのキャスター : その英雄が取るのは、手か、武器か──

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : まぁ、私は英雄など嫌いだけどね

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 : 何かまとわりつくような”違和感”。

[メイン] 歳納京子 : 恭子と話してて掴み損ねた”それ”。

[メイン] 歳納京子 : だが簡単、天才の京子ちゃんにはこれくらい……

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 : …………。

[メイン] 歳納京子 : …………え。

[メイン] 歳納京子 : これが、”違和感の正体”。

[メイン] 歳納京子 : …………頭では、そうわかってる。
そう導き出したし、私の天才的な推理が間違ったはずはない。

[メイン] 歳納京子 : ………。

[メイン] 歳納京子 : 《インスピレーション》

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 44 → 46

[メイン] 歳納京子 : 上の情報は、本当に、正しいのか?

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 間違いなく、正しい。

[メイン] GM : だからこそ

[メイン] GM : 『真実』なのだ

[メイン] GM :  

[メイン] 歳納京子 : ………。

[メイン] 歳納京子 : ああ、もう。

[メイン] 歳納京子 : ………なんでこんなことになるんだよ。

[メイン] 歳納京子 : この時だけは、私の能力を恨みたくなった。

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] GM : 〇情報項目
・「横寺 恭子の真相について」 知識:レネゲイド 難易度12
・「"アルタイア"の真相について」 知識:レネゲイド 難易度8

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] オケアノスのキャスター : 1d10 再登場 (1D10) > 7

[メイン] system : [ オケアノスのキャスター ] 侵蝕値 : 50 → 57

[メイン] オケアノスのキャスター : アルタイアの話を先にね

[メイン] オケアノスのキャスター : では普通に社会で抜くよ

[メイン] オケアノスのキャスター : 3dx+1>=8 (3DX10+1>=8) > 9[1,8,9]+1 > 10 > 成功

[メイン] オケアノスのキャスター : よしよし

[メイン] GM : よくやった!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「"アルタイア"の真相について」
雨越村生まれの、19歳のUGNエージェントの少女。サラマンダーとブラッグドッグのクロスブリード。基礎侵蝕率41%。
恭子の幼馴染であり、ずっと彼女の味方でい続けてきた。しかし、アルタイアはオーヴァードに覚醒したことによって、雨越村から離れるしかなかった。
そうしてしばらくの間ずっと、雨越村に縛られ続けている恭子を置いてきてしまったこと関して、ずっと悩んでいた。そしてついに、彼女の覚醒を契機に、共にUGN支部で暮らす道を選んだ。
"アルタイア"の所属する支部は、彼女が支部長を担っており、権限は強い。そのため、基礎侵蝕率100%越えの恭子の情報を、ブラッグドッグの力を駆使し、隠蔽しようとしていた。

[メイン] GM :  

[メイン] ナズーリン : 56+1d10 再登場 (56+1D10) > 56+8[8] > 64

[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 56 → 64

[メイン] ナズーリン : 知識:レネゲイドで横寺の真相を知る

[メイン] ナズーリン : 3dx>=12 (3DX10>=12) > 9[7,9,9] > 9 > 失敗

[メイン] ナズーリン : 妖精の手

[メイン] GM : 🌈

[メイン] GM :

[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 64 → 68

[メイン] ナズーリン : 1dx+10>=12 (1DX10+10>=12) > 10[10]+8[8]+10 > 28 > 成功

[メイン] GM : つよい

[メイン] ナズーリン : もらおう

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「横寺 恭子の真相について」
雨越村生まれの、15歳の少女。オルクスのピュアブリード。基礎侵蝕率119%。
村人達から愛されており、いつも笑顔が絶えない元気な少女だ。横寺家は代々、雨越神社の巫女を務めており、彼女もまたその役目を全うしている。
雨越神社の巫女は、豊穣の祈祷が主な仕事であり、実際には効果など無いが、伝統的なものとして遥か昔から続いている。
雨越村の住民は年寄りが多いということもあり、非科学的な巫女の力を信じており、昨年度までの凶作を責め続けられてきた。そのせいで、両親は自殺している。
祈祷の力、つまりオルクスの力に目覚めたことで、ようやく村人達から認められ、愛されるようになったことに誇りを感じており、今後も続けていきたいと考えている。
覚醒理由は、全くの偶然に他ならない。この世界に生きる人々はほとんど全員、レネゲイドウイルスを保有している。それがひょんな引き金で奔流し、覚醒へ進むのは、よくある話だ。
また、彼女はDロイス《不死者》保有者であり、理性は保たれているものの、UGN基準で考えれば彼女はジャームに他ならない。
UGNの処置としては、彼女は処分、或いは凍結が妥当であろう。
そして彼女は、この事実を知らない。

[メイン] GM :  

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : ああ、まぁ

[メイン] オケアノスのキャスター : 英雄とは等しくそういうモノだ

[メイン] オケアノスのキャスター : 後先考えない、救いの手だ

[メイン] オケアノスのキャスター : 美しい物語だし、称賛されるかもね

[メイン] オケアノスのキャスター : まぁでもさ

[メイン] オケアノスのキャスター : ダメだろ

[メイン] オケアノスのキャスター : 結局、道理ってのはあるみたいだし

[メイン] オケアノスのキャスター : 私だってそりゃあ色々してたけど、まあ

[メイン] オケアノスのキャスター : "此処まで"じゃあないんだよ

[メイン] オケアノスのキャスター : 結局

[メイン] オケアノスのキャスター : 英雄ってのは独りよがりだよな

[メイン] オケアノスのキャスター : なぁアルタイア君

[メイン] オケアノスのキャスター : 君は、まさしくだろう

[メイン] オケアノスのキャスター : でも、救われる側に黙ってるのは

[メイン] オケアノスのキャスター : 頂けないよな、ほーんと

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン : 成程、成程……

[メイン] ナズーリン : 人の身勝手な信仰の犠牲者ね

[メイン] ナズーリン : それでもってようやく救われたんだってね

[メイン] ナズーリン : 実に同情を引く話だ

[メイン] ナズーリン : もっとも、ネズミの頭は小さくてね

[メイン] ナズーリン : 共感性とか同情だとか抱える隙間が無いのさ

[メイン] ナズーリン : いつだって自分が生きるので手一杯に決まってる

[メイン] ナズーリン : ……残念ながら

[メイン] ナズーリン :

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : middle 『出航の助言』 登場:任意

[メイン] オケアノスのキャスター : 1d10 (1D10) > 6

[メイン] system : [ オケアノスのキャスター ] 侵蝕値 : 57 → 63

[メイン] 歳納京子 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+9[9] > 55

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 46 → 55

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : 一時の別れの前、その靡く金髪を称えた少女を呼び止める

[メイン] オケアノスのキャスター : 「京子、今いいかな?」

[メイン] 歳納京子 : ぱ、と振り返る。
…その顔は、いつものように朗らかでもなく。

[メイン] 歳納京子 : 「あ、うん…いいよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 翼を軽く揺らす、影の奥には魔女らしい笑みを

[メイン] 歳納京子 : 沈んだ顔で、そう返す。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああよかった」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「じゃあこちらへ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「秘密のお話と行こう」

[メイン] 歳納京子 : 「…………」
直感。
今日は嫌に働く。

[メイン] 歳納京子 : 「……わかった」
いい事ではない、という直感。

[メイン] オケアノスのキャスター : 背を向けて、木陰の元

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さて、まぁ」

[メイン] 歳納京子 : そのまま、キャスターの後ろをついていき。

[メイン] 歳納京子 : 「……恭子のこと?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「些か酷な任務を任されたね、京子君」
薄ら笑みのまま

[メイン] オケアノスのキャスター : 笑みを浮かべたまま、沈黙の肯定

[メイン] 歳納京子 : じっと、その目の奥を見つめる。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「わかるだろ?」

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「此処から先は、たった一つの道さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君は」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君の日常を持つ人だろう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 見つめ返す、夕焼けの色をした瞳

[メイン] 歳納京子 : 「…あの人たちとできるのは…”話し合い”だけ、って言いたいの?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ん?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「あ~」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ではUGNらしい観点で助言をするなら」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そんな"余地"はない」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「隠蔽、そして明らかな背信行為さ」

[メイン] 歳納京子 : 「……っ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さあ、では一つ君は知らないかもしれない事を教えようか」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「彼女は基礎が100を超す、そう」

[メイン] 歳納京子 : ああそうだ、UGNとしてはその余地もなく。
……そして”UGNがすべきこと”も、また一本道。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「"不死者"さ」

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「眠る墓は、無い」

[メイン] 歳納京子 : 「……”不死者”」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「彼女に与えられるのは」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「氷の中の棺一つ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それが、この社会の決め事だ」

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「人として選べる道は」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それだけだ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「余地はないのを知っているだろう」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「どれだけの温情があっても、彼女の分類はジャームなのだからね」

[メイン] 歳納京子 : 「……それは、もう、化け物と定まってしまったから…」

[メイン] 歳納京子 : 「それが、UGNの……常識で、見解」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「実にらしい"助言"だろう?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「余地もなく、考えなくてもいい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そう定めてるからこその秩序なのだから」

[メイン] 歳納京子 : ………わかってる、全部。天才的な私はわかってる。
……知っているからこそ、重たい荷物。

[メイン] 歳納京子 : 「………そうだね、それが多分正解なんだ」

[メイン] 歳納京子 : 「ただ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「まだ、時間が欲しい」
整理するための、どうにかするための、私がどうしたいかの

[メイン] オケアノスのキャスター : 「時間か」

[メイン] 歳納京子 : 「……考えないで出す正解は、天才に似合わないもん」
精一杯の強がり。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…ふふ、まぁ、いいさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「これは」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「猶予だ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「任務の始まりと、終わりまで」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「この期間の間、その判断は任務中正当なものとして定めていい」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「背信ではない、どう対応するべきかの議論だ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だが」

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「期間を越せば」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「アルタイアはUGNに反旗を翻したエージェントとなり」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「横寺は、野放しのジャームになる」

[メイン] 歳納京子 : 期間、時間、猶予。
どんどん、考えるべきことが増えていく。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「まぁ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私さ、魔女なんだよね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「しかも大魔女」

[メイン] 歳納京子 : 「え」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だから割と、秩序とかは気にしてないのさ」

[メイン] 歳納京子 : うんうんと唸っていたところに、突然の謎発言。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だから贔屓してあげよう、可愛い英雄の卵君」

[メイン] 歳納京子 : 「…贔屓?」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、贔屓さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私はね、英雄が嫌いだよ、特にアルタイアみたいな奴はさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「何も知れないまま、何も出来ない人を救ったと言い張る人は」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「さてまぁ、なので」

[メイン] 歳納京子 : 「…それでも贔屓するもんなの?」
純粋な 疑問

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「……うん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「輝かしいものを好いてしまうのは性さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だからこそ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ここで悩むと決めたのなら」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一つ背を押すだけさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…君が決断するのなら、その時は」

[メイン] 歳納京子 : 「………うん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「出航の背を押す、そう"誓おう"か」
翼をはためかせて、笑みを隠し

[メイン] オケアノスのキャスター : 「一つ確信できるからね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「私の嫌いな英雄譚は、君は描かないと」

[メイン] 歳納京子 : 夕暮れの、どこか吸い込まれるような瞳を見返し。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だからこそ」

[メイン] 歳納京子 : 「……まあ~~、うん、私は英雄気質でもないんだろうね」
「まどかの方がずっと、思ってる」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「贔屓をするのさ、こうやって」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…いいや?」

[メイン] 歳納京子 : 「そりゃ、どーも」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「英雄というのは等しくなり得てしまうのさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そしてまぁ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君もそうであるだけさ」
私の愛した英雄には、君の方が近いのだものね

[メイン] オケアノスのキャスター : なぁ

[メイン] オケアノスのキャスター : オデュッセウス

[メイン] 歳納京子 : 「……」

[メイン] 歳納京子 : 「うーん」
やっぱりピンと来てない顔。

[メイン] 歳納京子 : 「……まあ、でもさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…あぁ」

[メイン] 歳納京子 : 「私は………とりあえず」

[メイン] 歳納京子 : 「……キャスターの思い描かないような、そんな英雄になってやるよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…ふっ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「あははっはは!」

[メイン] 歳納京子 : 「…天才が、英雄になれない訳ないんだからね!」
ふん、と見返……あれ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 口元を手で隠して、それでも高らかに笑ってしまう

[メイン] オケアノスのキャスター : 「ああ、そうだね、それがいい」
ああ、最高の啖呵だ

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なれ」

[メイン] 歳納京子 : 「な、なぜ笑った~~~!!」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「なっちゃえ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「知らない英雄になったらいいさ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「だって、もう古臭いのも考え物だしね」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「好きにやって、好きに描いておきな」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「それを私は確かに推すとも」

[メイン] 歳納京子 : 「……あーそうだよ、その態度がひっくり返るくらいのもの!」

[メイン] 歳納京子 : ぴし、っと指の先を当てる。

[メイン] 歳納京子 : ………感情的、感情的。
頭の中じゃわかっちゃいる事だけど、英雄になんかなれやしない。
私は天才だから、それに縛られてしまっているから。

[メイン] 歳納京子 : だから、こそ。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「そりゃあいい、大魔女が驚くなんて最高の御噺さ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「楽しみにしておくよ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「…それに、まぁ」

[メイン] 歳納京子 : 「…うん」

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君にはその大魔女が付いているのだからね」
くすりと笑い

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君の幸運を祈っておこう、ふふ」

[メイン] オケアノスのキャスター : そう言って、木陰から離れて

[メイン] 歳納京子 : 「はいはいな、また……日が落ちない内にね」

[メイン] 歳納京子 : 彼女の瞳が、闇の黒に染まらない前に。

[メイン] オケアノスのキャスター : 「フフ」

[メイン] オケアノスのキャスター : 翼を広げて、まだ高い日を背に振り替える

[メイン] オケアノスのキャスター : 「君に幸あれ」
そう呪って

[メイン] オケアノスのキャスター : かつ、かつと

[メイン] オケアノスのキャスター : 神社の階段を下っていくのだった

[メイン] 歳納京子 : ……幸あれ、なんて。
そんなモノを掛けられるのは、英雄でもない。
じゃあ、私は。

[メイン] 歳納京子 : 凡人
天才らしく悩んでやる。

[メイン] オケアノスのキャスター : ふらり、羽が残されて

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター : ロイス取得
京子 〇郷愁/嫉妬

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] 鹿目まどか : middle 『ちょっと不恰好な、雨越村観光ツアー』 登場:任意

[メイン] 鹿目まどか : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+2[2] > 53

[メイン] 歳納京子 : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+8[8] > 63

[メイン] system : [ 鹿目まどか ] 侵蝕率 : 51 → 53

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 55 → 63

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 二人は、恭子の案内の下、雨越村を色々歩き回っていた。

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふっ、楽しみだね!京子ちゃん!」

[メイン] 鹿目まどか : 軽くステップを踏むような歩みで進んでいく。

[メイン] 横寺 恭子 : 「!! 呼んだ?えへへ!」
"きょうこ"という単語で反応する。

[メイン] 鹿目まどか : 「あーそっか」

[メイン] 歳納京子 : 「いやあ、色々見たけど、確かに村って感じでいいですな!」

[メイン] 鹿目まどか : 「ごめんね恭子ちゃん!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ほへ?」

[メイン] 鹿目まどか : 「あっあっ……」

[メイン] 歳納京子 : 「? あ」

[メイン] 横寺 恭子 : どゆこと?といった表情で。

[メイン] 鹿目まどか : 「京子ちゃんに恭子ちゃん……」

[メイン] 歳納京子 : 「……同じ名前、だねえ」

[メイン] 鹿目まどか : 「どうしよう……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……おんなじ!」

[メイン] 横寺 恭子 : 目を真ん丸にし、笑顔で笑う。

[メイン] 鹿目まどか : 「じゃあ……」

[メイン] 歳納京子 : 「……………」
やっぱり、普通の人と変わらない笑顔だ。
じゃあ、うん。

[メイン] 歳納京子 : 《完全演技》、解除。

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃん……って呼んでいいかな…?」
恭子に上目使いで。

[メイン] 横寺 恭子 : 「! それって……あだ名、だよね!?」

[メイン] 歳納京子 : 偽っておくのは、うん。
ダメだな。
やっぱり私自身が、不安でも向かい合わないと。

[メイン] 鹿目まどか : 「だめかな……?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「うん!いいよ!!えへへ!きょうちゃんか~」

[メイン] 歳納京子 : 「…きょうちゃん!いいね!」

[メイン] 鹿目まどか : 「……!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「じゃあじゃあお返しに、まどかちゃんは、まーちゃん!」

[メイン] 鹿目まどか : 「ありがとう!きょうちゃん!!」

[メイン] 鹿目まどか : 「ま、まーちゃん……!?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「うん!まーちゃん!!」

[メイン] 鹿目まどか : 「………うん、」

[メイン] 歳納京子 : 「ねーね、じゃあ私には何かないの~?」
ちらりと、恭子の方を見つつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「まーちゃん、いいかも………」

[メイン] 横寺 恭子 : この村では、同年代の子がいないということもあり。

[メイン] 横寺 恭子 : いつも過ごしている恭子よりも、かなりハイテンションな様子だ。
もっとも、初めて出会ったあなた達は分からないことであろうが。

[メイン] 横寺 恭子 : それに何より、同じ"力"に目覚めた"仲間"ということもあり。

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふふっ」
きょうちゃん、楽しそう。
私も嬉しくなっちゃう。

[メイン] 横寺 恭子 : 色々な話を聞きたがっている様子だ。

[メイン] 歳納京子 : 《不死者》だっけ UGNが規定していた『理性的なジャーム』
…ジャームってことはつまり 化け物だ。

[メイン] 横寺 恭子 : 「じゃあ、雨越村の観光、始めちゃうよ~!れっつご~!」

[メイン] 歳納京子 : うん、飲み込めないから、向き合って決める。

[メイン] 横寺 恭子 : 拳を突き上げ、元気よく歩く。

[メイン] 鹿目まどか : 「おーーー!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「左手をご覧ください!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「田んぼです!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「右手をご覧ください!」

[メイン] 歳納京子 : 「はいはい~!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「畑です!」

[メイン] 鹿目まどか : 「なんだろう……!」
わくわく

[メイン] 鹿目まどか : 「…………畑!」

[メイン] 横寺 恭子 : ドヤ顔で、ザ・田舎と言った風景を紹介する。

[メイン] 横寺 恭子 : 昨年度までは、村人達から快く思われていなかった恭子であるが。

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふふっ……」
なんてことのない風景。
だけど今、きょうちゃんと一緒だから楽しい。

[メイン] 横寺 恭子 : オルクスの力に目覚め、巫女としての役割を、全員に認められ。

[メイン] 歳納京子 : 「………うんうん、うーーん、つまりは……畑と田んぼですな?」

[メイン] 横寺 恭子 : こうして、作物が育っていることに、どこか誇らしさを抱いていた。

[メイン] 歳納京子 : 「…これも、きょうちゃんがやった奴だよね?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「つまりは……そう!!」
京子に指差し。

[メイン] 横寺 恭子 : 「えへへへ~……」

[メイン] 鹿目まどか : 「えっと……あの野菜なんなんだろう、ちょっと気になる」

[メイン] 横寺 恭子 : 照れ笑いしながら。

[メイン] 横寺 恭子 : 「! あの野菜はねー!ジャガイモだよ!私もいただいたことがあるけど、すっごく美味しいんだ~!」

[メイン] 鹿目まどか : 「ジャガイモ……!」
お店で見るの以外は初めてだから、結構新鮮。

[メイン] 歳納京子 : 「ほへ~~、食べれんのかなあ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……2人は、ジャガイモ畑見るの、初めてかな!?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ん~~~~~、どうだろう……?1個貰っても大丈夫かもだけど……ここのおじさんに怒られちゃうかも!あはは~!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「それに、ジャガイモはそのままだと食べれないからね!芽に毒があるの!」

[メイン] 歳納京子 : 「ないっす!初体験でございます!」
ふるふる、と首を振り。

[メイン] 鹿目まどか : 「あんまりないかなー」

[メイン] 鹿目まどか : 「うちのパパ一応家庭菜園はやってるんだけど、私はよくわかってないし、ジャガイモは育ててないから」

[メイン] 横寺 恭子 : 「! 家庭菜園!!じゃあじゃあ!"仲間"!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 目を爛々と輝かせ。

[メイン] 鹿目まどか : 「えへへ……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えっと、2人は、都会で暮らしてるん……だよね?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「都会って、どんな場所、なのかな?」

[メイン] 歳納京子 : 「お、じゃあ畑トークとかあるじゃない?」

[メイン] 横寺 恭子 : 恭子は生まれてからずっと、この山奥の集落で過ごしてきた。

[メイン] 鹿目まどか : 「私はお野菜あんまり詳しくはないんだけどね、でもお陰できょうちゃんの話、楽しい」

[メイン] 横寺 恭子 : 電波も届きにくく、ラジオを聴いて過ごす日々。

[メイン] 横寺 恭子 : 後は、この村で採れる新鮮な米や、野菜を食べ、そして祈祷に費やしている。

[メイン] 歳納京子 : 「あー、都会かあ…そうだね」
ふうむ、と考えた。

[メイン] 鹿目まどか : 「都会かー……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「えへへへへ、私の話、楽しい?」
楽しそうに笑いながら。

[メイン] 鹿目まどか : 「うん!」
話が楽しいか、という問いに満面の笑顔で答える。

[メイン] 歳納京子 : 「まどかもきょうちゃんもいい子じゃのう……」
どこかお祖母ちゃん口調で。

[メイン] 鹿目まどか : 「……説明しようと思うと難しいな……私の住んでる所……」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………!」
何か閃いた風に

[メイン] 横寺 恭子 : 「あはは!京子ちゃん、おばあちゃんみたい~!」

[メイン] 鹿目まどか : 「そうだ…!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「! 何か思いついたのかな!?」

[メイン] 横寺 恭子 : まどかの方を見て。

[メイン] 歳納京子 : 「都会はそーだね……おや」

[メイン] 鹿目まどか : 「いつかきょうちゃんがこっち来るっていうのどうかな!」

[メイン] 鹿目まどか : 「私の住んでる場所!見滝原!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「むむ……」

[メイン] 横寺 恭子 : 少し、複雑そうな表情を浮かべる。

[メイン] 横寺 恭子 : 「………うぅーん」

[メイン] 鹿目まどか : 「説明するのは難しいかもだけど、」

[メイン] 鹿目まどか : 「一緒に観光するくらいならできるから」

[メイン] 鹿目まどか : 「今のきょうちゃんみたいに、ね?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………それも、楽しそう……だけど……」

[メイン] 横寺 恭子 : くるりと回り、背を向け。

[メイン] 歳納京子 : 「……巫女の役目?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……"色々あったけど"」

[メイン] 横寺 恭子 : 「私、ここが好きなんだ」

[メイン] 横寺 恭子 : 京子の方を向いて、頷き。

[メイン] 横寺 恭子 : 「私が生まれたこの村で……私の力で、こうして貢献できるのって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「それはとても嬉しいことだなって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えへへ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………だから、あんまり……離れたくは、ないかなって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えへへ、でも、レネゲイド?がみんなに感染しちゃうと……よく無いもんね」

[メイン] 歳納京子 : 「ふうむ」

[メイン] 鹿目まどか : 「そっか………」
思いっきり断られた形だが、あまり悪い顔は浮かべてない。
清々しさすらある。

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃん、ここが大好きなんだね」

[メイン] 横寺 恭子 : 再びまどかの方を向き。

[メイン] 横寺 恭子 : 「うん!」

[メイン] 歳納京子 : 「へえ…あの人と、あっちで過ごすよりも、こっちにいたい?」
あの人、アルタイア。

[メイン] 横寺 恭子 : 両親は、ここの村の古くからの伝承の責を抱き、自殺はしてしまったが。

[メイン] 鹿目まどか : きょうちゃん、こんなに優しい子なんだ。

[メイン] 横寺 恭子 : それでも彼女は、この村を恨んでいない。

[メイン] 横寺 恭子 : 憎んでいない。

[メイン] 横寺 恭子 : 自分が生まれた場所なのだから。

[メイン] 横寺 恭子 : 故郷を愛する気持ちは、誰しもが持ち得る感情だ。

[メイン] 鹿目まどか : 私もそう、見滝原の事は好き。

[メイン] 歳納京子 : ちら、とその答えを求める様に恭子の方を向く。

[メイン] 横寺 恭子 : 彼女もまた、巫女が村に恵みを与えるのは。

[メイン] 横寺 恭子 : "当然"。

[メイン] 横寺 恭子 : と考えているから。

[メイン] 鹿目まどか : でもね、きょうちゃんほどまっすぐに想えてる自信はないんだ。

[メイン] 鹿目まどか : 本当にいい子なんだね、きょうちゃん。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……本当は、ずっとここにいたいけど……でも、由比ちゃんがね」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ここからずっと降りたところにある街に、UGN支部があるって言ってたから」

[メイン] 横寺 恭子 : 「いつでも帰れるよって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……だから……うん……」

[メイン] 鹿目まどか : 「……そっか」
静かに聞く。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……こればっかりは、しょうがない、かなって」

[メイン] 歳納京子 : 「…………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……みんなが、私のこと、忘れちゃうのは……寂しいけど……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……しょうがない、よね」

[メイン] 歳納京子 : ぽすり、と石の壁に寄りかかる。

[メイン] 横寺 恭子 : その手を見ると、拳を握り締めていた。

[メイン] 歳納京子 : 「…しょうがないよ、もちろん」

[メイン] 歳納京子 : 「私は、二人がどんな話をしたかわかんないからさ」

[メイン] 歳納京子 : 「わかんないんだけど、もしよかったら話してほしい」

[メイン] 鹿目まどか :

[メイン] 横寺 恭子 : 「………え、な、何、かな……?」

[メイン] 歳納京子 : 「……”しょうなくない”、って思いたい所ー」

[メイン] 歳納京子 : 「ここにいたい、その気持ち、ただ一つ、全部話してほしいなーって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……しょうがなくない、気持ち……?」

[メイン] 歳納京子 : 「うん」

[メイン] 歳納京子 : 「まどかもきょうちゃんも似た者同士」

[メイン] 歳納京子 : 「他の人にやさしいんだなって」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………私は……私は………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……みんなに忘れられるの……本当は、嫌……かな……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「それに……由比ちゃんに迷惑かけるのも……なんだか、嫌だなって……」

[メイン] 歳納京子 : 優しいだけじゃ、本人らしくないって思って。

[メイン] 鹿目まどか : 「じゃあ、私からも、ちょっといいかな」

[メイン] 歳納京子 : ふむ。

[メイン] 横寺 恭子 : 「………?」
まどかの方を向いて。

[メイン] 歳納京子 : 《真偽看破》

[メイン] 歳納京子 :

[メイン] 歳納京子 : いいや

[メイン] 鹿目まどか : 「由比ちゃんもね、きょうちゃんの事、本当に大事に思ってるはずだから」

[メイン] 歳納京子 : 友だちの話は、疑う方が、うん、ダメだ。

[メイン] 鹿目まどか : 「二人はだって幼馴染みだし、由比もきょうちゃんの事が大好きだって、見てて分かるから」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……そう、なの……?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「へ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「だ、大、好き!?」

[メイン] 横寺 恭子 : 顔が真っ赤になっていく。

[メイン] 横寺 恭子 : 「そ、そそそ、そんなわけないよぉ!」

[メイン] 鹿目まどか : 「うん!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「だって、私……昔から泣き虫で……」

[メイン] 歳納京子 : うむうむ、と頷く。

[メイン] 横寺 恭子 : 「いっつも由比ちゃんに頼ってばっかで……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「迷惑かけてばかりで……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……今回も、由比ちゃんに迷惑、かけることになっちゃって……」

[メイン] 鹿目まどか : 「由比ちゃんね、ずーっときょうちゃんの事心配してると思うんだ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………」

[メイン] 鹿目まどか : 「だからずっと、きょうちゃんの事大事だから、あれこれしてくれるんだよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「心、配…………うぅぅ……」

[メイン] 横寺 恭子 : しょんぼりとした表情で。

[メイン] 歳納京子 : 「んー」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……私、このままなのも、嫌だなぁ……」

[メイン] 鹿目まどか : 「ううん、そこは気にしなくていいの」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……そう、なの……?」

[メイン] 鹿目まどか : 「だからね…」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんが嫌だって思ってる事、あったらハッキリ言って見てもいいって思うんだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「もちろん全部受け止めてくれるわけじゃないよ、でもね」

[メイン] 鹿目まどか : 「由比ちゃんも、きょうちゃんの幸せをずっと思ってくれてるはずだから」

[メイン] 鹿目まどか : 「きっと、話し合っても、悪い事なんか起こらないよ」

[メイン] 歳納京子 : こくり、頷いて。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……………………まーちゃん……」

[メイン] 横寺 恭子 : 強く、噛みしめるように頷き。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……うん、私……由比ちゃんと、ちょっと……お話、してみる」

[メイン] 歳納京子 : 「”友だち”の私たちに話せたなら、それも出来るはずだよ」

[メイン] 歳納京子 : 「だって話し合わないと、わかんないからね」

[メイン] 鹿目まどか : 「……うん!」
まーちゃんの返答を聞き、笑顔になる。

[メイン] 鹿目まどか : 「うん、京子ちゃんの言うとおりだと思う」

[メイン] 歳納京子 : 「みんながみんな、私みたいな天才じゃないから!」
どや顔で。

[メイン] 横寺 恭子 : 「そ……っか……うん、そう、かも……!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ありがとう!まーちゃん!京子ちゃん!」

[メイン] 横寺 恭子 : 満面の笑みを見せる。

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふふ…」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんの力になれたのなら、」

[メイン] 鹿目まどか : 「それは、私にとっても、本当に嬉しいよ」

[メイン] 歳納京子 : 「私はまどか様のお言葉に頷いただけなので」
へへえ、とまどかに頭を下げる。

[メイン] 鹿目まどか : 「……そういえばきょうちゃん」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ほへ?」

[メイン] 鹿目まどか : 「さっきからずっと、何か聞きたそうにしてた気がするけど」
それは直感なのか、いや

[メイン] 鹿目まどか : 「それもちょっと、聞きたいなら話してくれても大丈夫だよ」
オーヴァードとして感じ取ったのかもしれない。

[メイン] 鹿目まどか : 恭子がレネゲイドに、興味か、あるいは関心を抱いてそうな事を。

[メイン] 横寺 恭子 : 「あーーー、うん!そうだね!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「私、オルクスっていうシンドロームらしくて、その力でこうして豊穣にいっぱい貢献できると思うけど……私と同じ、オーヴァードの2人は、一体どんな"力"を使えるのかな~?って!ちょっと気になるかも!」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
まずい。

[メイン] 鹿目まどか : 私、オーヴァードになって日が浅いから、そういうのかなり疎くて……。

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
京子の方を見る

[メイン] 歳納京子 : 「……天才」

[メイン] 鹿目まどか : 「ごめんね、京子ちゃん」

[メイン] 歳納京子 : ちらりとその視線を受け取り。

[メイン] 鹿目まどか : 「私あんまり詳しくないから、きょうちゃんに説明してほしいなって」

[メイン] 横寺 恭子 : ワクワクとした視線を2人へ向ける。

[メイン] 歳納京子 : 「おおう……ええっとね~~」

[メイン] 歳納京子 : 「頭がいいんだ~~!!!私は!!何でも器用にできる!!」
といってもエフェクトを乱用するわけにもいかないし!

[メイン] 横寺 恭子 : 「おぉぉ!!そうなんだ!?じゃあじゃあ、えーっと……あ!あの畑!何畑か、当てられるかな~?」
そう言い、遠くにある畑を指差し。

[メイン] 鹿目まどか : 「ふふっ……」
二人の様子を微笑ましそうに眺める。

[メイン] 歳納京子 : 「……………」
私は天才、天才だからえーっと

[メイン] 歳納京子 : 《究極鑑定》で当てていいです…?

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 歳納京子 : うわ!

[メイン] GM : (というか何畑にしてもいいよ)

[メイン] 歳納京子 : わかった

[メイン] 歳納京子 : 「……あれも同じ、じゃがいも畑!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「!!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「せ、正解……!!」

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
少しドキドキしながら、回答をまつ。

[メイン] 鹿目まどか : 「……!」

[メイン] 歳納京子 : はっはっは、と。
汗をかいている。

[メイン] 歳納京子 : 「どーよ、天才の私にかかればこんなものよぉ!」

[メイン] 横寺 恭子 : 楽しそうに、パチパチパチと拍手。

[メイン] 鹿目まどか : 「京子ちゃん凄い……!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「これが、オーヴァード、なんだね……!!」

[メイン] 歳納京子 : 「そゆこと!」
ぴし、と恭子の方を指さし。

[メイン] 歳納京子 : 「…ただ、ねえ」
ジャームの話がちらつく。

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
京子の声音からあるものを察し、少し息を飲む

[メイン] 歳納京子 : 「…使いすぎても、あんまよくないかなー、って思うよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「あーー……う、うん、そう、だね、みんなにも感染しちゃうと……だから」

[メイン] 歳納京子 : 「いや」

[メイン] 歳納京子 : 「……きょうちゃん自身が頑張り過ぎないためだよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……でも、私……みんなの、役に……」

[メイン] 歳納京子 : 「うん、別に役にたってもいい、そのために使うのはいい事だと思う」

[メイン] 歳納京子 : 「でもね」
これは二人を見る。

[メイン] 歳納京子 : 「頑張って自分が心配かけられるのも、やじゃん?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「あ…………」

[メイン] 横寺 恭子 : 確かに、と言った顔に。

[メイン] 歳納京子 : 「私も同じだからさ、張り切ってるけど」

[メイン] 歳納京子 : ……泣き虫だったが、ノイマンになってから変わることが出来た。

[メイン] 歳納京子 : 「……やりすぎもよくないよ、それだけ!」

[メイン] 歳納京子 : そう言って、壁から離れた。

[メイン] 鹿目まどか : 「うん……そうだね」

[メイン] 鹿目まどか : 「でもね、京子ちゃんも言ってくれてたけど」

[メイン] 鹿目まどか : 「皆のために使おうって考え、それは絶対に悪いことじゃないから」

[メイン] 鹿目まどか : 「それだけは、忘れないでほしいんだ、きょうちゃん」

[メイン2] system : [ オケアノスのキャスター ] 侵蝕値 : 63 → 67

[メイン] 横寺 恭子 : 「………うん、ありがとう、2人とも」

[メイン] 横寺 恭子 : えへへ、と笑いながら。

[メイン] 鹿目まどか :  

[メイン] 鹿目まどか :  

[メイン2] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 68 → 70

[メイン2] system : [ 歳納京子 ] ロイス : 2 → 3

[雑談] system : [ 鹿目まどか ] ロイス : 3 → 4

[メイン] オケアノスのキャスター :  

[メイン] キルケー : middle『アイアイエーの魔女キルケー』登場:キルケーのみ

[メイン] キルケー : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] system : [ キルケー ] 侵蝕値 : 67 → 72

[メイン] キルケー :

[メイン] キルケー : ゆらり、ゆらり

[メイン] キルケー : 夕焼けの元、一人の少女の前に

[メイン] キルケー : 揺らめく夕空のような髪を靡かせる鷹の魔女が現れる

[メイン] キルケー : 「やあ、横寺君」

[メイン] 横寺 恭子 : 「────あ」

[メイン] キルケー : 「友人に付き合ってくれたそうだね」

[メイン] 横寺 恭子 : 振り返る。

[メイン] キルケー : 「…いい子だったろう?」

[メイン] キルケー : 「君のようないい子には、いい友人が揃うというものだよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「貴女は……えっと、あの時まーちゃん、京子ちゃんと一緒にいた……」

[メイン] キルケー : 「キルケー」

[メイン] キルケー : 「鷹の魔女、キルケー」

[メイン] 横寺 恭子 : 「キルケーさん!……ま、魔女!?」

[メイン] キルケー : 「ふふ、そうさ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えへへ、2人とも、すっごくいい子だった!」

[メイン] キルケー : 「だろう?」

[メイン] キルケー : 「…少し話をしたくてね」

[メイン] キルケー : 「今の君ならわかってくれると思うから」

[メイン] 横寺 恭子 : 「? お話、ですか?」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 横寺 恭子 : きょとんと首を傾げ。

[メイン] 横寺 恭子 : 「何でしょうか……?」

[メイン] キルケー : 「…君の友人、私の友人、皆に関係ある事さ」

[メイン] キルケー : 「どれ、少し歩きながら話そうか」

[メイン] キルケー : そう言って、ゆっくり歩き始める

[メイン] 横寺 恭子 : 「??」
要領を得ていないといった表情で、頷きながら。

[メイン] 横寺 恭子 : その後についていく。

[メイン] キルケー : 「君はこの話は聞いていたかな」

[メイン] キルケー : 「侵蝕値、という数値の話を」

[メイン] 横寺 恭子 : 「あー!はい!由比ちゃんから聞きました!」

[メイン] キルケー : 「君は幾つだったかな?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「私達の体が、どのくらいレネゲイドウイルスに侵されているかの値、ですよね!」

[メイン] キルケー : 「そうだね、例えば私だが…あ~」

[メイン] キルケー : 機材を弄って、見ると

[メイン] 横寺 恭子 : 「私は、49%って、由比ちゃんから聞きました!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ほへ?」
キルケーの機材を見て。

[メイン] キルケー : 「私は72だ、少し多いね」
自分の物を見せて

[メイン] キルケー : 「まぁ、だがね」

[メイン] キルケー : 「二桁なら問題ない、それも聞いたかな?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ほぁ~……あ、はい!確か、侵蝕率は……」

[メイン] キルケー : 「100を超えれば危険域、ジャームと言うものになってしまう…さ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「100%超えがダメ!……って、由比ちゃんから聞きました!」

[メイン] キルケー : 「そうそう」

[メイン] キルケー : 「…もし超えてしまえば」

[メイン] キルケー : 「由比ちゃんにも迷惑をかけてしまう」

[メイン] キルケー : 「そうだね?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「むむむ……そう、ですね」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 機材を起動し直して

[メイン] キルケー : そのまま横寺に投げ渡す

[メイン] キルケー : 「見てみるといい」

[メイン] 横寺 恭子 : 「由比ちゃんだけじゃなく……みんなにも迷惑をかけちゃう存在だって、聞いて…… ……ほへ?」

[メイン] 横寺 恭子 : その機材を受け取り。

[メイン] キルケー : 「どう映る?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「────────え」

[メイン] キルケー : もう笑っていない

[メイン] キルケー : 魔女はそこで神妙に、眺めて、そして

[メイン] 横寺 恭子 : 「……あ、あの、これ……って?」

[メイン] 横寺 恭子 : 顔が引きつる。

[メイン] キルケー : 「…噓、というのは」

[メイン] キルケー : 「悪意だけでなく」

[メイン] 横寺 恭子 : 瞬きの回数が、増える。

[メイン] キルケー : 「善意から齎されることもある」

[メイン] 横寺 恭子 : 冷や汗が、滲み出る。

[メイン] キルケー : 「もしも」

[メイン] キルケー : 「世界が優しくなるとしたら」

[メイン] 横寺 恭子 : 体中の筋肉が、硬直する。

[メイン] キルケー : 「それはすべてが噓になる世界なのだろう」

[メイン] キルケー : 「私はそう思う」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……………」

[メイン] キルケー : 「…一つ、話をしよう」

[メイン] キルケー : 「君は、今日を終えれば」

[メイン] キルケー : 「彼女の支部で保護されて」

[メイン] キルケー : 「ずーっと、噓に守られて、生きていける」

[メイン] キルケー : 「…筈はない」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ぁ……ぁぁぁ……」

[メイン] キルケー : 「まぁ、いずれバレるよ、残念ながら」

[メイン] キルケー : 「焦らずに」

[メイン] キルケー : 「大丈夫」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………ま、待って、ください」

[メイン] キルケー : 「まずは聞いておくれ」

[メイン] キルケー : 「このままなら」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……私、"駄目"………なん、ですか……?」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「そうだよ」

[メイン] キルケー : 「今は」

[メイン] 横寺 恭子 : 「だ、だって、その、ジャ、ジャームって……」

[メイン] キルケー : 「駄目だ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………」

[メイン] キルケー : 「そうだね、今はそうだ」

[メイン] キルケー : 「だが」

[メイン] キルケー : 「それを認められないのが」

[メイン] キルケー : 「君以上に、由比君だろう」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………!!」

[メイン] キルケー : 「だから彼女は自分を既に犠牲にして」

[メイン] 横寺 恭子 : 「由比、ちゃん……」

[メイン] キルケー : 「悪になった」

[メイン] キルケー : 「…ただ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……そん、な………」

[メイン] キルケー : 「ソレは続かない事を知ってほしい」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………………」

[メイン] キルケー : 「当人はそれを認めないだろうが」

[メイン] キルケー : 「彼女は世界を敵に回す」

[メイン] キルケー : 「いずれ擦り潰れて」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……!!!」

[メイン] キルケー : 「もしも」

[メイン] 横寺 恭子 : 「そ、そんなの……嫌だ!!!」

[メイン] キルケー : 「もしも正しく守り抜いても」

[メイン] キルケー : 「善意だけで成り立った心は塵芥になって、目的だけが残って」

[メイン] キルケー : 「そしていつかこう呟く」

[メイン] キルケー : 「『どうしてこんなことをしていたのか』」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………………………」

[メイン] キルケー : 「いいかい」

[メイン] キルケー : 「私はね」

[メイン] キルケー : 「悪い魔女だ、だから」

[メイン] キルケー : 「これまでの皆の為に更に噓で塗りつぶす」

[メイン] キルケー : 「由比は悪では無かったし」

[メイン] キルケー : 「私の友人たちも決して世界に背かない」

[メイン] キルケー : 「そうしたい」

[メイン] キルケー : 「君は?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………………魔女、さん……」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………私……私は……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……そっか、あはは……うん……そっか……」

[メイン] キルケー : 「…一つ、助言を上げよう」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………私の、我儘が、みんなの迷惑になっちゃうなら………」

[メイン] キルケー : 「今は」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……………」

[メイン] キルケー : 「今は我儘だが」

[メイン] キルケー : 「いずれ目覚めを許されたとき」

[メイン] キルケー : 「私もしっかり待っておくよ」

[メイン] キルケー : 「その時、君の苦労を労うさ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……キルケーさん………」

[メイン] キルケー : 「…さぁ、だから」

[メイン] キルケー : 「もし、噓を真にするのなら」

[メイン] キルケー : 「手を取って」
彼女に、ゆっくり手を伸ばす

[メイン] 横寺 恭子 : 「………………私は……誰かの、役に立てたかったけど……」

[メイン] キルケー : 「役に立つさ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……でも、それで、誰かが、傷つくなら」

[メイン] キルケー : 「傷つけないよ」

[メイン] キルケー : 「私は悪い魔女だからね」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………キルケーさん……」

[メイン] キルケー : 「甘い言葉で、痛みを麻痺させてあげるさ」

[メイン] キルケー : 「いつか、そう」

[メイン] 横寺 恭子 : 決心したように、瞼をゆっくりと閉じ。

[メイン] キルケー : 「誰もが正しく、忘れて、悲しむことない日まで」

[メイン] 横寺 恭子 : キルケーの手を、取り。

[メイン] キルケー : 「良い子だ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………キルケーさん、最後に……最後だけ、私の我儘……」

[メイン] キルケー : 「…ああ、良いよ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……聞いてもらっても、いいですか……?」

[メイン] キルケー : 「聞かせてごらん」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………由比ちゃんを、どうか、許してほしいんです……あと……あと……」

[メイン] キルケー : 優しく微笑んで、頷き

[メイン] 横寺 恭子 : その瞳から涙が、溢れ出て。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……ごめ゛なざい……っで……づだえて……ほじい、でず……」

[メイン] キルケー : 「…ああ」

[メイン] キルケー : 「大丈夫、大丈夫」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ずっと……ずっど、ずっと……迷惑、ばっか……で……ひっぐ……」

[メイン] キルケー : 「大丈夫」

[メイン] キルケー : 「悪い事なんて、何もなかった」

[メイン] キルケー : 「悪い事するのは」

[メイン] キルケー : 「私だけさ」

[メイン] キルケー : そのまま、彼女を包むように翼を被せて

[メイン] キルケー : 「…約束は果たす、噓も付き通す」

[メイン] キルケー : 片手に持った機材を、動かして

[メイン] キルケー : >フォックステイル

[メイン] フォックステイル : ザ……ザザ……

[メイン] キルケー : 「…聞こえるかい」

[メイン] フォックステイル : 『────はい、こちら"フォックステイル"』

[メイン] キルケー : 「ああ、オケアノスだよ」

[メイン] キルケー : 「話を聞いて欲しい、少し事情が込み合った」

[メイン] フォックステイル : 『ん……』

[メイン] キルケー : 「まず一つ」

[メイン] フォックステイル : 『聞かせてもらいましょう』

[メイン] キルケー : 「対象は基礎侵蝕値119の不死者だと確認」

[メイン] フォックステイル : 『……なるほど、となりますと────』

[メイン] キルケー : 「エージェントアルタイアの報告は噓だったが、まぁそこは親族故の気の迷いだったのを確認した」

[メイン] キルケー : 「ただ」

[メイン] キルケー : 「アルタイアの精神状況と、対象からの交渉で」

[メイン] キルケー : 「"行方不明になったことにしてほしい"そうだ」

[メイン] フォックステイル : 『……』

[メイン] キルケー : 「裏で回収、頼めるかい?」

[メイン] フォックステイル : 『……なるほど、ええ、なるほど……』

[メイン] キルケー : 「彼女は凍結を受け入れている」

[メイン] キルケー : 「もしこれが皆に知れ渡れば、余計な荒事になるだけだ」

[メイン] フォックステイル : 『それは構いませんよ、ええ、穏便に解決、いいじゃないですか』

[メイン] キルケー : 「…何よりだよ」

[メイン] フォックステイル : 『では、エージェント"アルタイア"の処遇はどうしましょうかね……虚偽の報告は、看過できるものではありませんが……』

[メイン] キルケー : 「いや、良いのさ」

[メイン] キルケー : 「報告と言ってもまぁ」

[メイン] キルケー : 「私達に焦ってそう言ってしまっただけだろう」

[メイン] キルケー : 「ただの口頭さ」

[メイン] フォックステイル : 『………んふふ、なるほど、なるほど』

[メイン] キルケー : 「無かったことにしてやるとも」

[メイン] フォックステイル : 『"ケアレスミス"、と』

[メイン] キルケー : 「…ヒューマンエラーはつきものだろ?」

[メイン] フォックステイル : 『ええ、そうですね、私達は"人間"ですからね』

[メイン] フォックステイル : 『いいでしょう、厳重注意に留めておきますよ』

[メイン] キルケー : 「フフ、そうらしい」

[メイン] キルケー : 「ありがとう」

[メイン] フォックステイル : 『ただまぁ……』

[メイン] キルケー : 「彼女には発振器代わりに私の端末を渡しておく」

[メイン] キルケー : 「…ああ」

[メイン] フォックステイル : 『不正行為を働いたくらいですからね、エージェント"アルタイア"は』

[メイン] キルケー : 「まぁ、ソレに関してはどうともね」

[メイン] フォックステイル : 『彼女が素直に、「行方不明になった」という情報を受け取り、そのまま狸寝入りするものなのでしょうかね』

[メイン] フォックステイル : 『……不確定要素はまだ、眠っております』

[メイン] キルケー : 「そうするしかないのさ」

[メイン] キルケー : 「彼女はそう願った」

[メイン] フォックステイル : 『しっかりと、対応の方、よろしくお願いしますね』

[メイン] キルケー : 「カバーストーリーが欲しいのなら、適当にFHでもでっちあげるかい?」
冗談めかす

[メイン] キルケー : 「少なくとも、そうあるべきだからね」

[メイン] フォックステイル : 『あはは、それはそれは……貴女達の履歴書に、「FHにジャームを手渡してしまった」という経歴が残ってしまいますよ?』

[メイン] キルケー : 「おーっと、ソレは困るね」

[メイン] フォックステイル : 『まぁ……』

[メイン] フォックステイル : 『こちらとしては、現場の判断に委ねますよ』

[メイン] キルケー : 「任された」

[メイン] フォックステイル : 『ジャーム回収班の方は、既にそちらに送りましたので』

[メイン] キルケー : 「…私としては、これ以上ない温情のつもりさ」

[メイン] キルケー : 「ああ、では」

[メイン] キルケー : 「よしなに頼むよ」

[メイン] フォックステイル : 『ええ、それでは、お優しい魔女さん』

[メイン] フォックステイル : ────そうして、通話が切れる。

[メイン] キルケー : 「…さて、と」

[メイン] キルケー : 「横寺君、君には端末を渡しておく」

[メイン] キルケー : 「コレがあれば、"迎え"が来る」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……は、い」

[メイン] キルケー : 「君には酷な事をするね」

[メイン] キルケー : 「だから」

[メイン] キルケー : 「恨むなら、この魔女を恨むといい」

[メイン] 横寺 恭子 : 黙ったまま、首を横に振る。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……誰も、恨みま、せん……」

[メイン] キルケー : 「…そうか」

[メイン] キルケー : 「なら、それは良いよ」

[メイン] キルケー : 彼女の背中を撫でて、立たせて

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………」
最後に、村の景色を、ゆっくりと見渡す。

[メイン] キルケー : 「…百年後、或いは千年後…」

[メイン] キルケー : 「また会おう、そして」

[メイン] キルケー : 「茶でもご馳走しようか」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………はい……」

[メイン] キルケー : 夕焼けの元、村の郊外

[メイン] キルケー : 彼女を見つめて、頷く

[メイン] 横寺 恭子 : 「………えへへ……それじゃあ……そうですね……最後くらい……誰かに、遠慮なく、甘えちゃっても……罰は、当たらないですよね……?」

[メイン] キルケー : 「…?」

[メイン] キルケー : 「いいけども、ああ」

[メイン] キルケー : 「…何か、この大魔女に願うかい?」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……この村を……私がいなくなっても、ずっと………みんなが笑顔でい続けられるような……そんな場所に……してほしいです……」

[メイン] キルケー : 「…成るさ」

[メイン] キルケー : 「なにせ、君のような子がいた場所だから」

[メイン] キルケー : 「いい村だ」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :

[メイン] GM :  

[メイン] GM :   

[メイン] キルケー : …魔女は、魔女

[メイン] キルケー : 英雄は、英雄だ

[メイン] キルケー : この英雄譚の舞台装置が、私で

[メイン] キルケー : 彼女達は、演者だ

[メイン] キルケー : だからこそ、綺麗に終えよう

[メイン] キルケー : だからこそ、機械の神にもなってやろう

[メイン] キルケー : 私は魔女

[メイン] キルケー : アイアイエーの魔女

[メイン] キルケー : 鷹の魔女

[メイン] キルケー : そして、託された魔女だ

[メイン] キルケー : 京子君

[メイン] キルケー : 君の瞳で、舞台裏を見ることはなくていい

[メイン] キルケー : この世界は優しい嘘があるのだから

[メイン] キルケー : 私は、嘘をつくよ

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー :  

[メイン] ナズーリン : middle『ダウジング』 登場:自由

[メイン] ナズーリン : 75+1d10 登場/リザレクト (75+1D10) > 75+4[4] > 79

[メイン] system : [ ナズーリン ] 侵蝕率 : 75 → 79

[メイン] スシヌ : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+10[10] > 68

[メイン] system : [ スシヌ ] 侵蝕率 : 58 → 68

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン : 時刻やや遡り

[メイン] ナズーリン : 神社よりアルタイアを追う

[メイン] ナズーリン : 話すべきことは話した

[メイン] ナズーリン : よって、核心を突きにいこう

[メイン] アルタイア : 機器を手に、村周囲を観測。

[メイン] アルタイア : 「……レネゲイド反応、未検出っと……」

[メイン] アルタイア : 作業中のようだ。

[メイン] ナズーリン : 「精が出るね」
だしぬけに声をかける。

[メイン] スシヌ : 「ッッ…」
ナズーリンのスカートの裾をぎゅっ

[メイン] アルタイア : 「あ、あはは……まぁ……さすがにオルクスの領域を操る力は、その範囲があまりにも不確定ですからね……こうして、人力でやっていくしか無いんですよ」

[メイン] ナズーリン : に、握られてもちょっと困る……
それで大丈夫か、と言うように視線をちらっとだけ向ける

[メイン] ナズーリン : 「ほうほう」

[メイン] スシヌ : 「そう、ですか」
震える

[メイン] アルタイア : 「恭子は……この山奥周辺地域の天候と土壌を操作していましたからね……無自覚に」

[メイン] ナズーリン : 「で、君が本当に言いたいことはそんな事務的なことかい?」

[メイン] アルタイア : 「…………はい?」

[メイン] アルタイア : 後ろを向き、ナズーリンの方へ向く。

[メイン] アルタイア : 「……いえまぁ、一応仕事ですから、ええ、それが何か……?」

[メイン] ナズーリン : 「この任務は本来ならもうアルタイア、君以外が関わる必要なんて無いんだよ」

[メイン] ナズーリン : アルタイアからの報告が真実ならではあるが

[メイン] アルタイア : 「ええ、そうですね、追加応援はいただきましたが、不要でした」

[メイン] アルタイア : 「支部との連絡も、この山の中では滞りなく進めるには、少々骨が折れますからね……ですので、私でしばらく調査し、そして解決した、それだけの話です。」

[メイン] ナズーリン : 「理解しているとも」

[メイン] スシヌ : 「そ、そ…あ…」

[メイン] スシヌ : 肩で呼吸

[メイン] アルタイア : 「……? え、えっと、いかがしましたか……?」
スシヌの方を向き

[メイン] ナズーリン : 「何のために来たのか思い出したまえよ……」

[メイン] ナズーリン : ここに来てまで怖気づくのか……

[メイン] スシヌ : 「ハーッハーッ…」

[メイン] スシヌ : 「そ…の…私、私!」

[メイン] スシヌ : 「知っちゃった…」

[メイン] アルタイア : 「…………知っちゃった?」

[メイン] アルタイア : 表情が少し、険しくなる。

[メイン] アルタイア : 「それは……何を、ですか?」

[メイン] ナズーリン : 「まあ、本来撤退してもいい任務……しかし。まだ、私たちは未だこの村に留まっている」

[メイン] ナズーリン : 「そこから分かるんじゃないかな」

[メイン] アルタイア : 「……………」

[メイン] スシヌ : 「…………」

[メイン] アルタイア : 「……ああ…………なるほど………」

[メイン] アルタイア : 「…………恭子の侵蝕率、もう既に、御存知で」

[メイン] スシヌ : 「うううう…はい…」

[メイン] アルタイア : 「……………」

[メイン] スシヌ : 「ごめんなさい…ごめんなさい…」

[メイン] アルタイア : 頭を掻きながら。

[メイン] ナズーリン : 「わざわざ口に出さずにいてやったのに」

[メイン] アルタイア : 「………知っているのは、お二人だけで?」

[メイン] ナズーリン : 「どうかな。私には人の頭の中など覗けないから」

[メイン] アルタイア : 「………そうですか……これは……参りましたね」

[メイン] ナズーリン : 「一つ言えるなら、そうだね。ここに来たのは全員私と同格の実力者ってことだね」

[メイン] アルタイア : 「………」

[メイン] アルタイア : 「……ナズーリンさん、でしたね」

[メイン] アルタイア : 「見なかったことに、というのはできませんかね?」

[メイン] ナズーリン : 「覚えていてもらって光栄だね」

[メイン] ナズーリン : 「聞くだけ聞こうか」

[メイン] アルタイア : 「確かに、あの子は、ジャームですよ、ええ、UGNからすれば……討伐、もしくは凍結対象、間違いありません」

[メイン] アルタイア : 「………ただ……『衝動に身を任せた存在』ではないんです」

[メイン] アルタイア : 「これは……ええ、数値的なものではなく、単なる私の感覚に過ぎないわけですが……」

[メイン] アルタイア : 「……皆さんも、恭子とお話されて、感じ取れたはずです、あの子は……一般人と……私達、非ジャームと何ら変わらない存在だと」

[メイン] アルタイア : 「………とは言っても、ええ……彼女を放置するのは……」

[メイン] アルタイア : 「UGNに対する背信行為です、それは間違いありません」

[メイン] アルタイア : 「………それは、私一人が背負っていくつもりなので……どうか、皆さんには………「見なかったことに」という道を、選んでいただきたいんです。これは………ええ、貴女方に利は一つもありませんが……」

[メイン] アルタイア : 「………私は、彼女に『日常』を送ってほしいんです」

[メイン] アルタイア : ずっと、恭子の幼馴染として、この雨越村で過ごしてきたアルタイア。
彼女がこの村で受けてきた苦悩を全て知っている。だからこそ、こんな結末は、あってはならない。
レネゲイドの覚醒を機に、彼女は、この村の風習から逃げてほしいし、新しい『日常』を送ってほしい。

[メイン] ナズーリン : 酷く冷静な様子で黙って聞いている。

[メイン] アルタイア : オーヴァードになる、というだけであれば、その選択肢は容易いものであった。
村人の記憶を処理して終わり、後は恭子を支部に招き入れるだけ。
ただ、今回は違う。

[メイン] アルタイア : 侵蝕率119%、それが足を引っ張っている。
アルタイアは、あらゆる手段を講じ、その侵蝕率を下げる道を模索した。
しかし、それは不可能であった。何をやっても、どうアプローチしても、恭子の侵蝕率は、119%で安定した。

[メイン] アルタイア : ならば、選ぶ道は一つ。

[メイン] アルタイア : UGNを騙す。

[メイン] アルタイア : ブラッグドッグの力を使えば、データ改竄程度は可能だ。
また、彼女は支部長の地位に立つことが約束されている。
情報を隠すには、条件が整っている。

[メイン] アルタイア : 「………皆様には、このまま、ただ下山をしてもらいたいんです。そして、未確認オーヴァードが無事に保護され、周囲へのレネゲイド被害は無かった。そう報告してもらいたいのです。」

[メイン] スシヌ : 「………………………」

[メイン] ナズーリン : 「私はキミの能力を高く評価してはいる。よって、単刀直入に言おう」

[メイン] ナズーリン : 「不可能だね、分かってるだろう? これは私の心持ちの話じゃないよ」

[メイン] アルタイア : 「………そう、ですよね……」
石垣に凭れ掛かる。

[メイン] ナズーリン : 「今回だけで5人もいいてその全員が話を飲むか?」

[メイン] スシヌ : 「みんなで…なかよくしたかっただけなのに…ね…」

[メイン] アルタイア : 「……………」

[メイン] ナズーリン : 「5人全員話を飲んだとして次が来るかもしれない」

[メイン] ナズーリン : 「今だって、ひょんな反応で私たちお邪魔ものが現れたわけだ。二度無い保証はないよ」

[メイン] スシヌ : 「うん…きっと…きっといつか 誰かが」

[メイン] スシヌ : 「突きつけちゃう」

[メイン] アルタイア : 眉を顰めながら。ただ、拳を握り締める。

[メイン] アルタイア : 「………クソッ……!!」

[メイン] ナズーリン : 「その次に来るのは君の親友が不死者だと気づいた瞬間、躊躇いなく銃を向ける誰かかもしれない……」

[メイン] アルタイア : 「クソ……クソクソ……クソッ……!!!」

[メイン] ナズーリン : 次じゃなくてもやはり次の次がある。
一生隠し通すのはまず不可能だろう。

[メイン] アルタイア : そのまま、頭を抱え込む。

[メイン] スシヌ : 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」

[メイン] アルタイア : 「………分かってる……そんなことは、分かってるんだ……!!」
丁寧な口調が変わり、声が荒々しくなる。

[メイン] アルタイア : 「……それでも私は、これを……諦めるわけには……!!」

[メイン] アルタイア : 「だって……なんでだよ……!なんで、恭子が、こんな目に逢うんだ……!?」

[メイン] アルタイア : 「私でいいじゃないか!そんなの……!!」

[メイン] スシヌ : 「それ、は…きっと」

[メイン] スシヌ : 「逆の立ち場なら、あの子も」

[メイン] スシヌ : 「そう思ってて」

[メイン] スシヌ : 「今が、そうなんじゃ ない か って」

[メイン] アルタイア : 「…………逆の、立場……」

[メイン] スシヌ : 「………貴方が、頑張ったみたいに」

[メイン] スシヌ : 「あの子も、貴方の為に、頑張るんだと 思う」

[メイン] スシヌ : 「その、えっと…」

[メイン] スシヌ : 「『私が辛い思い』をすればいいって」

[メイン] スシヌ : 「……………間が悪いん だよね」

[メイン] アルタイア : 「…………………なん……だよ……それ……」

[メイン] アルタイア : 「……はは、ははは……そんなこと……そんなことは……私だって……」

[メイン] アルタイア : 「……知ってるさ………だから、だからこそ、恭子には!何も知らずに……!!ただ、平和に……!!!」

[メイン] ナズーリン : 「はあ」
ため息を漏らす。

[メイン] ナズーリン : 「”私だって”と言ったな」

[メイン] アルタイア : 「………!」

[メイン] ナズーリン : 「続けようとした言葉は何だ? ”わかってる”だとか”知ってる”か?」

[メイン] ナズーリン : 「だったらそれは間違っていると言わせてもらおう」

[メイン] アルタイア : 「……な、に……?」

[メイン] ナズーリン : 「例えば君がその、守られる側の立場だったとして──」

[メイン] ナズーリン : 「その時の君の気持ちはどうなる?」

[メイン] アルタイア : 「……私の、気持ち………」

[メイン] アルタイア : 「………私だけ、何も、知らされずに……」

[メイン] アルタイア : 「それは………それ、は………」

[メイン] アルタイア : 「…………寂しい、な………」

[メイン] ナズーリン : 鼻を鳴らす。
やっぱり気づいていなかったじゃないか。

[メイン] ナズーリン : 「アルタイア、君は横寺を守りたいと強迫観念のように語る」

[メイン] ナズーリン : 「だが、その目的はなんだろう?」

[メイン] ナズーリン : 「君は彼女をどうしたかったはずなんだ?」

[メイン] アルタイア : 「どう、したかった………」

[メイン] アルタイア : 「────────幸せに、したかった」

[メイン] アルタイア : ぽつりと、そう呟く。

[メイン] スシヌ : 「あう…」

[メイン] スシヌ : 「あ、アルタイア…さん」

[メイン] スシヌ : 「ううう…」
否定の言葉しか出てこない

[メイン] アルタイア : 俯いた顔がゆっくり上がり、スシヌの方へ。

[メイン] アルタイア : その目は、最初にあった時よりも、ずっと、ずっと弱弱しく。

[メイン] ナズーリン : 「言いたいことがあるなら今言いたまえよ」

[メイン] スシヌ : 「だって!他にやれる事とか!過去にああしておけばとか!」
「私から何も知らないで言えないよ!」

[メイン] ナズーリン : 「何せ、もう引き返せない。横道に逸れたらそこでもう終わりなのだからね」

[メイン] スシヌ : 「人に後悔を明示させるなんて嫌だよ…」

[メイン] アルタイア : 「……っ………」

[メイン] アルタイア : 「………はは、君は……優しい、ね……… ……後悔、か……うん……」

[メイン] アルタイア : 「私は一体……何に後悔するんだろうね……この場合………」

[メイン] ナズーリン : 「全てを知るなんて不可能だろうに」

[メイン] ナズーリン : 「全部知ってからやろうとするなんてそれこそ後悔の温床だ」

[メイン] ナズーリン : 「今、やりたいことをやればいいさ」

[メイン] アルタイア : 「……やりたいこと……でも、それは今……潰えてしまったよ……」

[メイン] アルタイア : 「私は、あの子を幸せに……… ……いや……」

[メイン] アルタイア : 首を横に振り。

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア : 「……………傍に、いたかった……んだ………」

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア : 項垂れるように、壁に寄りかかり、そのまま力が抜け落ちるように、体勢が崩れる。

[メイン] ナズーリン : ぺしっとスシヌの背中を叩く

[メイン] アルタイア : 『一緒にいたい』
もうそれは、叶わない望み。

[メイン] スシヌ : 「……ウン」

[メイン] スシヌ : 「アルタイアさん…」

[メイン] アルタイア : 「…………?……なん、だい……?」

[メイン] スシヌ : 「私やナズさんからだと、解決は出来ないし…見なかった事もしないって決めた」

[メイン] スシヌ : 「だから、励ます事しか…出来ない けど」

[メイン] スシヌ : 「貴方達の『日常』を奪っておいて、だけど…」

[メイン] スシヌ : 「貴方の『日常』はまだあるから…」

[メイン] スシヌ : 「それを…捨て去るような事はしないで欲しい…」

[メイン] アルタイア : 「………………そ、っか……」

[メイン] アルタイア : 「……ははは、本当に、優しい……あーあ……」

[メイン] アルタイア : ぼろぼろと涙が零れ落ち。

[メイン] アルタイア : 「……もう、煮るなり焼くなり、好きにしてくれ……」

[メイン] アルタイア : 「……元より、バレたからには……色々と覚悟していたつもり、だったからさ……」

[メイン] アルタイア : 「あーあ……なんでこう……優しい言葉を………はぁ………」

[メイン] アルタイア : そのままアルタイアは、その場で蹲り、声を押し殺すように、泣き続けた。

[メイン] スシヌ : 「あ…」

[メイン] ナズーリン : 無言でハンカチを差し出す。

[メイン] アルタイア : 「………ありがとう……本当に……もう……貴女達は………」
ハンカチを受け取り、自身の零れる涙を掬い取り。
その言葉の続きは、言わずに、夕暮れの中、蹲った。

[メイン] ナズーリン : 「思うにだが……アルタイア並びにスシヌ、君たちは少々似た気があるらしい」

[メイン] ナズーリン : 「それはこの一点に尽きる」

[メイン] ナズーリン : 「思い込みが激しい」

[メイン] スシヌ : 「ふえ?」

[メイン] ナズーリン : 「一度足を止めたら、一度最上の結果を逃したらそこで諦める」

[メイン] ナズーリン : 「話がそこで終わると思い込む」

[メイン] アルタイア : 「………」

[メイン] ナズーリン : 「実に気高いものだ、と感心するね」

[メイン] ナズーリン : 「生憎のところ、私は軒下を這い回るネズミに過ぎないのでね。そういうのが理解できない」

[メイン] ナズーリン : 「上等な料理にありつくけなくても、残飯を漁って生きればそれで良い」

[メイン] ナズーリン : 「妥協、次善というやつさ」

[メイン] ナズーリン : 「君たちにはそんな経験は無かったかな?」

[メイン] アルタイア : 「……"妥協"、か……はは……そう、だな………」

[メイン] アルタイア : 「…………私は………どう妥協、すればいいのかな……このまま、あの子を諦めるのが妥協……なのかな………」

[メイン] ナズーリン : 「スシヌも、目の前の誰かを泣き崩れさせるしかなかったとしても、それならそれでハンカチの一つでも出せばいい……と」

[メイン] ナズーリン : 「妥協ね、では私からの前提の条件をお伝えしようか」

[メイン] スシヌ : 「あ、えっあっ」
わたわたと手荷物を漁る

[メイン] ナズーリン : 「報告するよ、今回のことは。アルタイルの親友のことも漏れなくね」

[メイン] アルタイア : 「……………ああ……」

[メイン] ナズーリン : 「ハンカチはもう渡したから良いよ……」
呆れた目で。

[メイン] ナズーリン : 「で、だ。畢竟、君と彼女の別離は遠からず確定する」

[メイン] アルタイア : 「……………」

[メイン] ナズーリン : 「その上で、君は今どうするべきだ? どうしたい?」

[メイン] ナズーリン : 「泣いて、蹲って、人から借りたハンカチで涙を拭っているかね?」

[メイン] アルタイア : 「……………それ、は……」

[メイン] アルタイア : ハンカチを握り締め。

[メイン] アルタイア : 「……あの子の、傍に、いたい……それが、私の願い……だから………」

[メイン] アルタイア : 「────────ああ………決めたさ……私の……妥協……」

[メイン] ナズーリン : 「実に結構」

[メイン] スシヌ : 「それ、は?」

[メイン] アルタイア : 「……氷の棺に、1人で眠るというのなら……」

[メイン] アルタイア : 「少しでも、暖めてあげたいから────────ね」

[メイン] アルタイア : フッ、と笑い捨て。

[メイン] アルタイア : 「……私の『日常』は、結局そこ……なのさ」

[メイン] ナズーリン : 「……思うに」

[メイン] ナズーリン : 「妥協や次善というのは、当事者全員の同意や共通認識があって初めて成り立つ」

[メイン] ナズーリン : 「一人で勝手に満たされた気になるのは、自己満足というものだよ」

[メイン] ナズーリン : 「その話の当事者はアルタイア、君一人じゃあないだろう」

[メイン] スシヌ : 「……最後に いや」

[メイン] スシヌ : 「またえっと、明日か明後日かの 挨拶を」

[メイン] アルタイア : 「……ああ、そうだね……改めてこの事は、恭子に────────ん?」
スシヌの方へ向き。

[メイン] スシヌ : 「ああ、えっと」

[メイン] スシヌ : 「『今』は私達が守ってみせるから…どうか」

[メイン] スシヌ : 「未来で、会えたら…と」

[メイン] アルタイア : 「………はは、そう、だね……うん」

[メイン] アルタイア : 「ありがとう」

[メイン] アルタイア : ニコ、と笑い。

[メイン] ナズーリン : 「ああ。ハンカチは後で返すように」

[メイン] ナズーリン : まあこれが挨拶代わりでいいだろう。

[メイン] アルタイア : 「……ああ、洗って返さないといけないからね……」

[メイン] アルタイア : 「"後で"……ね」

[メイン] アルタイア : そうして、立ち上がり。夕焼けの中、どこかへと歩いていく。

[メイン] スシヌ : 「…………また、いつか どこかで」

[メイン] スシヌ : 見えなくなった ならもう

[メイン] スシヌ : いいよね

[メイン] スシヌ : 「うわあああああん…!!!」

[メイン] ナズーリン : 「申し訳ないが、ハンカチはたったさっき品切れになったところだ」

[メイン] ナズーリン : 「自分で拭いて、自分で立つといい。出来るだろう」

[メイン] スシヌ : 「うん…!」

[メイン] スシヌ : 「うん………!!」

[メイン] スシヌ : 誰の背も借りず でもどうか

[メイン] スシヌ : 隣は歩かせて欲しいから 横の貴方の歩みを待つ

[メイン] ナズーリン : なにも気にすることはない

[メイン] ナズーリン : 前だけ見てもう用のないその場を歩き去る

[メイン] スシヌ : わかったよ ちょっと厳しいね

[メイン] スシヌ : 歩く

[メイン] スシヌ : 歩く

[メイン] スシヌ :  

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー : middle『オデュッセイア』登場:任意

[メイン] キルケー : 1d10 (1D10) > 6

[メイン] system : [ キルケー ] 侵蝕値 : 72 → 78

[メイン] 鹿目まどか : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+7[7] > 60

[メイン] system : [ 鹿目まどか ] 侵蝕率 : 53 → 60

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー : 夕焼け小焼け、日が沈む

[メイン] キルケー : 山の影、太陽が姿を隠す

[メイン] キルケー : あの子と一緒に、影の中…

[メイン] キルケー : そこに、魔女もいる

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
オケキャスさんに呼び出された。
一体何の話だろう。

[メイン] キルケー : 「…やあ、まどか君」

[メイン] キルケー : 「呼び出し悪いね、来てくれたかい」

[メイン] 鹿目まどか : 「はい、大丈夫ですよ」

[メイン] キルケー : 「少し困ってしまってね」

[メイン] 鹿目まどか : 「困ったこと……?」

[メイン] キルケー : 「"横寺君を探してるのに見当たらないのさ"」

[メイン] キルケー : 「確か一緒に観光してただろう?何か聞いていないかと思ってね」

[メイン] 鹿目まどか : 「……………!?」
きょうちゃんが……!?

[メイン] キルケー : 「どうにも、困り果てた」

[メイン] キルケー : 「私も話をするつもりだったが…」

[メイン] 鹿目まどか : 「……こうしちゃいられれない」

[メイン] 鹿目まどか : 「早くきょうちゃんを探しに行かなきゃ………」

[メイン] キルケー : 「…おいおい、今からかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「だってオケキャスさん……!」

[メイン] キルケー : 「そろそろ夜闇がここを包む、探される立場になる気かい?」

[メイン] キルケー : 「もしかしたら他の事情かもしれないのに」

[メイン] 鹿目まどか : 「でも……でも……………」

[メイン] キルケー : 「でも、なんだい?」

[メイン] キルケー : 「君の事情があるのかい」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんは………」
任務の事を思い浮かべ、

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
そしてその考えを少し止める

[メイン] 鹿目まどか : 改めて思い直す

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんは」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 鹿目まどか : 「私の……………」

[メイン] 鹿目まどか : ─────

[メイン] 鹿目まどか : 「友達だから」

[メイン] キルケー : 「そうか」
切って

[メイン] 鹿目まどか : 「心配なんです。きょうちゃんの事が。」
「私は。」

[メイン] キルケー : 「だから、なんだい」
捨てて

[メイン] キルケー : 「一つ聞こう」

[メイン] キルケー : 「君は少々偉い所から物を見過ぎている」

[メイン] 鹿目まどか : 「………!?」

[メイン] キルケー : 「救いに躍起になるのは良いが、何故君が心配する事が君に求められる物だと勘違いしてるのかな?」

[メイン] キルケー : 「君は、一途なのは良いが」

[メイン] 鹿目まどか : 「え…………」
言葉の意味は分かる。
しかし理解が及ばない。

[メイン] キルケー : 「周りが見えてない、そうだ」

[メイン] キルケー : 「君がなぜ彼女を真に心配してるのかはわからないが…」

[メイン] キルケー : 「そうせずとも終わったことに余計に首を突っ込んだだけだろう?」

[メイン] 鹿目まどか : 「終わった……………?」
その言葉に、何故か引っ掛かる。

[メイン] キルケー : 「そうじゃないか」

[メイン] キルケー : 「アルタイアが大体処理し終えた事だ」

[メイン] キルケー : 「別にそう拘る事があるのかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「………私は」

[メイン] キルケー : 「言ってみるといい」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんが、心配なんです」

[メイン] キルケー : 「そうか」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんがもし辛い目にあってたら、私も辛いから」

[メイン] キルケー : 「だがね」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………………」

[メイン] 鹿目まどか : 「私の思ってる事、間違いですか…?」

[メイン] キルケー : 「"信用足り得ないのさ"」

[メイン] キルケー : 「君は常に追い詰められた獣のようだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………!??」

[メイン] キルケー : 「問題が問題で無い段階で悲劇を想像していた」

[メイン] キルケー : 「まるで自分が救いを求められた英雄のように、悲観的でもあった」

[メイン] キルケー : 「いいかい」

[メイン] 鹿目まどか : 「………はい」

[メイン] キルケー : 「誰も救いを求めていなかった」

[メイン] キルケー : 「なのにそう気づけない」

[メイン] キルケー : 「だから、信頼足り得ないのさ」

[メイン] 鹿目まどか : 「……………ちがう」

[メイン] キルケー : 「何が違うんだい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんね、ずっと悩んでたの」

[メイン] キルケー : 「そうか」

[メイン] キルケー : 「いいかい」

[メイン] キルケー : 「言ってしまえば横寺君は一切関係がないよ?」

[メイン] 鹿目まどか : 「………」

[メイン] キルケー : 「私は君の普段と、その態度に信頼足るものがない事を言っただけさ」

[メイン] キルケー : 「"まるで酷い事件の前"みたいな顔を」

[メイン] キルケー : 「そのきょうちゃんと会う前からしていたのだから」

[メイン] キルケー : 「そこに関係があるかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「え………っ」

[メイン] 鹿目まどか : 「あっ……………」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………………」

[メイン] キルケー : 「だからこそだ」

[メイン] キルケー : 「君の目の前には」

[メイン] キルケー : 「救いを乞う人しか見えていないのかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………………………」

[メイン] キルケー : 「世界は英雄譚ではないのさ」

[メイン] キルケー : 「"君が君で居るために悲劇を必要としている様にすら思えるね"」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………それでも、」

[メイン] 鹿目まどか : 「それでも、一つ言わせてください」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんはずっと悩んでた、由比ちゃんとの事」

[メイン] 鹿目まどか : 「ずっとね、自分が由比ちゃんにとって負担になってるんじゃないかって、悩んでた」

[メイン] 鹿目まどか : 「私はそんなきょうちゃんの様子をを見て辛かった」

[メイン] 鹿目まどか : 「私と京子ちゃんが相談に乗ってあげたの」

[メイン] キルケー : 「へぇ」

[メイン] 鹿目まどか : 「そしたらね、きょうちゃん、心の底から喜んでくれたから」

[メイン] 鹿目まどか : 「そんなきょうちゃんの姿を見て、私は嬉しかった」

[メイン] 鹿目まどか : 「だからきょうちゃんが困ってたら助けたい」

[メイン] キルケー : 「そうか」

[メイン] 鹿目まどか : 「そう思ってる」

[メイン] キルケー : 「まぁ、言えるとしたら」

[メイン] 鹿目まどか : 「ただ様子を見るだけでもしたい」

[メイン] 鹿目まどか : 「何もなかったら、私の取り越し苦労だったら、それが一番だから…」

[メイン] キルケー : 「お望み通り手を貸せてよかったね、だ」

[メイン] 鹿目まどか : 「え……?」

[メイン] キルケー : 「…どうにも、困ったものだよ」

[メイン] キルケー : 「彼女に関わるという責任を負えるのかい?」

[メイン] キルケー : 「君は、何を抱えてるかを知らぬまま」

[メイン] キルケー : 「傍に居てもそのままだからだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「どういう……」
何を言いたいのか、わからない。

[メイン] キルケー : 「…彼女が何を抱えているか」

[メイン] キルケー : 「京子は知っていたろうに」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんに、何か……?」

[メイン] キルケー : 悩ましい話だ

[メイン] キルケー : 伝える意味が、あるのかどうか

[メイン] キルケー : もう、全部終えてしまうのだし

[メイン] キルケー : 「…何かあったのは確かだ」

[メイン] キルケー : 「何かあったか、此処まで来ても分からないのなら」

[メイン] 鹿目まどか : 「……教えてください」

[メイン] キルケー : 「もう必要ないのにかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「必要ないってどういう事ですか……?」

[メイン] キルケー : 「もう終わるからだよ」

[メイン] 鹿目まどか : 「オケキャスの言ってる事がわからない」

[メイン] キルケー : 「君が関わらなくても」

[メイン] キルケー : 「君が行かなくても」

[メイン] 鹿目まどか : 「えっ………」

[メイン] キルケー : 「もう終えた」

[メイン] キルケー : 横を抜けて、歩き出す

[メイン] 鹿目まどか : 終えたって、何が………。

[メイン] 鹿目まどか : 「何の話をしてるんですか…!?」

[メイン] 鹿目まどか : 「オケキャスさん!!!」

[メイン] キルケー : 「終わった事さ」

[メイン] キルケー : 「知らないのなら知らなくてもいい事でもある」

[メイン] 鹿目まどか : 「何がですか…!?何が言いたいんですか……!?」

[メイン] 鹿目まどか : 「知らなくていいことなんて───」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] 鹿目まどか : 「────あるわけない…!!」

[メイン] キルケー : 「知らなくていいことが無いのなら」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんの身に何かがあったのなら、きょうちゃんがどうにかなりそうなら!!」

[メイン] キルケー : 「なぜ知らなかったのか」

[メイン] キルケー : 「理解に苦しむね」

[メイン] 鹿目まどか : 「私は、私は………!!」

[メイン] 鹿目まどか : 「嫌だ…!!!!」

[メイン] キルケー : 影を背に、溜息を漏らす

[メイン] キルケー : 「もう遅いだろう」

[メイン] キルケー : 「嫌なら、抗うと思うのなら」

[メイン] キルケー : 「機会があるうちに、そうすればよかったのだから」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
少し、キルケーを睨み付けるように。

[メイン] 鹿目まどか : 「…教えてください」

[メイン] 鹿目まどか : 「きょうちゃんに何があったのかを」

[メイン] 鹿目まどか : 「はぐらかさずに、知ってる事全部」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「何故?」

[メイン] キルケー : 「そんなもの」

[メイン] キルケー : 「本人の傍に居たのだから」

[メイン] キルケー : 「もう知っているのだと思ってたのだがね」

[メイン] 鹿目まどか : 「………はぐらかさないでって、言いましたよね」

[メイン] 鹿目まどか : 「なんでそうするんですか。私に何が言えないんですか」

[メイン] 鹿目まどか : 「なんで……なんで」

[メイン] キルケー : 「何も言う必要がないからだ」

[メイン] キルケー : 「機会が合ったから」

[メイン] キルケー : 「時間もあった」

[メイン] キルケー : 「君には救う意志もあったのだろうね」

[メイン] キルケー : 「だが」

[メイン] キルケー : 「何も進んでいないのだろう」

[メイン] キルケー : 「なら」

[メイン] キルケー : 「"何も言う必要はない"」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」

[メイン] 鹿目まどか : 「………………っ」

[メイン] 鹿目まどか : 「………………………」

[メイン] 鹿目まどか : 「………お願いです」

[メイン] 鹿目まどか : 「教えて……ください…………」

[メイン] 鹿目まどか : 「私が悪いかもしれなくても……しりたいんです………」

[メイン] キルケー : 「もういいよ」

[メイン] キルケー : 「必要はない」

[メイン] 鹿目まどか : 「だって……だって………」

[メイン] キルケー : 「私は終わらせたよ」

[メイン] 鹿目まどか : 「私は……………」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] 鹿目まどか : 「いやだ………」

[メイン] キルケー : 「…」
瞳を閉じる

[メイン] キルケー : 「なら」

[メイン] 鹿目まどか : 「いやだ……………」

[メイン] キルケー : 「今日を教訓にしたらいい」

[メイン] キルケー : 「何かをしたいのに、悠長な気持ちは頂けないからね」

[メイン] キルケー : 「…それでも知るのなら」

[メイン] キルケー : 「誓えるのかい?」

[メイン] キルケー : 「終わったことに首を突っ込んだ君が」

[メイン] キルケー : 「さらに救うために搔き回す事は無いと」

[メイン] 鹿目まどか : 「………………」

[メイン] 鹿目まどか : 目をまっすぐに、向ける。

[メイン] 鹿目まどか : 「誓います」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「そうかい」

[メイン] キルケー : 「なら」

[メイン] キルケー : 「"今回だけ"だ」

[メイン] キルケー : 笑いの無い、冷たい魔女の顔が振り替える

[メイン] 鹿目まどか : きっとオケキャスさんがそれほど言うのなら、あんまり大した事じゃない……?

[メイン] 鹿目まどか : 「…………っ」
顔を見てすぐにその考えを改める

[メイン] キルケー : 「横寺君は既にジャームだった」
「アルタイアは背信行為を行っていた」
「しかしそれでも横寺君はこの事案が」

[メイン] キルケー : 「ただ、誰も傷つかない事を願った」

[メイン] キルケー : 「だから」

[メイン] キルケー : 「私がそうした」

[メイン] キルケー : 端末を見せる

[メイン] キルケー : 着信履歴:フォックステイル

[メイン] 鹿目まどか : 「えっ…………」

[メイン] キルケー : 「もう終わった」

[メイン] キルケー : 「それだけだよ」

[メイン] 鹿目まどか : 何、何が………?

[メイン] 鹿目まどか : どういう、

[メイン] 鹿目まどか : あっ

[メイン] キルケー : 「一つ」

[メイン] キルケー : 「君が首を突っ込めば他でもない横寺君の願いが崩れる」

[メイン] キルケー : 「二つ」

[メイン] キルケー : 「この情報はファーストコンタクト段階で把握可能であった」

[メイン] キルケー : 「三つ」

[メイン] キルケー : 「君は傍に居た、救いたいとも考えていたようだ」

[メイン] キルケー : 「以上の点から、本当なら話さなくていいと」

[メイン] キルケー : 「考えていた訳だが」

[メイン] キルケー : 「…納得できたかな?」

[メイン] 鹿目まどか : 頭が、真っ白になる。

[メイン] 鹿目まどか : 今は私ができることは、きょうちゃんを助けに……

[メイン] 鹿目まどか : 助ける?

[メイン] 鹿目まどか : そう助ける
きょうちゃんがそうならな、

[メイン] 鹿目まどか : ………何を?

[メイン] 鹿目まどか : きょうちゃんが……望んだ………?

[メイン] 鹿目まどか : いやちがう。
私は今からきょうちゃんを………

[メイン] 鹿目まどか : 『だからきょうちゃんが困ってたら助けたい』

[メイン] 鹿目まどか : 『──独り善がりになるな』

[メイン] 鹿目まどか : 『──大事なのは相手の目線でもある』

[メイン] 鹿目まどか : 『オケキャスさんの言ったこと、私忘れない』

[メイン] 鹿目まどか : 「……あ」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] 鹿目まどか : 「う……あ…………」

[メイン] 鹿目まどか : 「ああ………あ……………」

[メイン] 鹿目まどか : 涙が零れる。膝がすくみ、くずれる。

[メイン] キルケー : 「…はぁ」

[メイン] キルケー : 「反省、でもしてたかい?」

[メイン] 鹿目まどか : 「あ……ああ…………っ」

[メイン] 鹿目まどか : 私、私、私、私、

[メイン] 鹿目まどか : そうだ、私はこれから

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか : ちがう。

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか : 「…………っ」

[メイン] 鹿目まどか : 「っ………っ………」

[メイン] 鹿目まどか : 「っ…」

[メイン] 鹿目まどか : 「うわぁぁぁぁぁぁぁああああああん」

[メイン] キルケー : 「…ああもう」

[メイン] 鹿目まどか : 私は、私は。

[メイン] キルケー : 「これじゃあこっちがいじめたみたいじゃないか、んもう」

[メイン] 美国織莉子 :

[メイン] 鹿目まどか : 私は。

[メイン] 鹿目まどか : 「あああああああああああん」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] 鹿目まどか : そうだ、私が。

[メイン] キルケー : 「まぁ、いいのさ」

[メイン] キルケー : 「"今回"は全部終わってたから」

[メイン] キルケー : 「これでも、大丈夫だったんだ」

[メイン] 鹿目まどか : 「ああっ……うああぁ………」

[メイン] キルケー : 「だから」

[メイン] キルケー : 「反省したらいい」

[メイン] 鹿目まどか : 「………っ…………っ…………」

[メイン] 鹿目まどか : うなずけない。
今すぐしなきゃなのに、できない。

[メイン] 鹿目まどか : なんで……なんで………ぇ…

[メイン] キルケー : 「…ま、そろそろ帰ろうか」

[メイン] 鹿目まどか : うなずかなきゃなのに、

[メイン] 鹿目まどか : 「…………っ」

[メイン] キルケー : 「立てるかい?」
屈んで、泣き崩れる彼女に手を伸ばす

[メイン] 鹿目まどか : 「…………………」

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」

[メイン] 鹿目まどか : 「…」

[メイン] 鹿目まどか : キルケーの手を、見つめる。

[メイン] 鹿目まどか : 「………っ…」

[メイン] 鹿目まどか : 今、できるだけの力を
腕にこめる。

[メイン] 鹿目まどか : ぎこちなく、鈍く。

[メイン] 鹿目まどか : 自分のその腕を、キルケーの元に伸ばす。

[メイン] キルケー : 「…よしよし」

[メイン] キルケー : 「さあ、て」
引いて、立ち上がらせて

[メイン] キルケー : 「…行こうか」
ゆっくりと、帰路に歩き出す

[メイン] 鹿目まどか : 「………」
頭が回ってない。
言葉は耳には入っているが、その反応はほとり反射的なものとなってる。

[メイン] 鹿目まどか : そのまま、キルケーに連れられ、ついていく。

[メイン] キルケー : 「いい経験になったろ?」
冗談めかして

[メイン] 鹿目まどか : 「…………」
うなずかない。
そもそもその声が、本当に頭に入っているのだろうか。

[メイン] キルケー : 「説教くさいが言っておくよ」

[メイン] キルケー : 「誰かの為になるなら、しっかり相手の為に、というのは良く意識してあげな」

[メイン] キルケー : 「若い内じゃあ難しい事もあるだろうけどさ」

[メイン] キルケー : 「こうやって、生きてくなら」

[メイン] キルケー : 「…そうしてあげて欲しい」

[メイン] キルケー : 「これから出会う、困った連中の為にね」

[メイン] 鹿目まどか : 偶然か意図的かはわからない。
少しふらつき、ほんの少しだけキルケーに身を寄せるように動く。

[メイン] 鹿目まどか : そしてキルケーの言葉を聞いた瞬間、

[メイン] キルケー : 「…ん」

[メイン] 鹿目まどか : ───もしかしたら偶然そうなっただけかもしれない、しかし

[メイン] 鹿目まどか : 少しだけ、うなずいたかのような動作をした。

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか : おそらく、

[メイン] 鹿目まどか : 今この場で、キルケーに言われた言葉を

[メイン] 鹿目まどか : これから先この少女が忘れる事は、決してないだろう。

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] 鹿目まどか :   

[メイン] GM : climax「Prayer for Fertility」 登場:無し

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 遠くで鳥の寂しげな鳴き声が木霊する、赤い夕焼けの雨越村。

[メイン] GM : 人影の無い、田んぼと畑の間にある畦道に、その少女は立っていた。

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………」

[メイン] GM : もう二度と眺めることのできない、この自然豊かな風景を、村を、空を、動物を。

[メイン] GM : 次に目が醒める時があれば、きっと、もうこの村は────無い。

[メイン] GM : 技術革新により、明日、明後日に、レネゲイドの完全抑制の手段を見つけることができればまた、別の話ではあるが

[メイン] GM : それは、夢幻と同じ。極めて僅かな可能性に過ぎない。

[メイン] GM : 実質的に、横寺 恭子は、この『現実』から消え失せることとなる。

[メイン] GM : 「────お待たせしました、横寺 恭子さん」

[メイン] GM : そうこうしているうちに、UGNの回収班がやってきた。

[メイン] 横寺 恭子 : 恭子は、無言で頷き。名残惜しそうに、雨越村を目に焼き付けながら、回収班の後に続く。

[メイン] 横寺 恭子 :  

[メイン] 横寺 恭子 : ……………。

[メイン] 横寺 恭子 : 由比ちゃんは、私のこと、ずっと守ろうとして、くれたんだよね……。

[メイン] 横寺 恭子 : だから、私の侵蝕率も、黙ったまま……由比ちゃんがいるところにも、嘘を吐いて……。

[メイン] 横寺 恭子 : ……ごめんね。

[メイン] 横寺 恭子 : ………もしかしたら私、由比ちゃんを悲しませることをしているのかもしれない……。

[メイン] 横寺 恭子 : 最後の最後まで……由比ちゃんのこと……困らせてばっかりで……。

[メイン] 横寺 恭子 : ……だから私……もう、これで……終わりに、するね……。

[メイン] 横寺 恭子 : 私のことは、もう、忘れて………。

[メイン] 横寺 恭子 : 由比ちゃんは、由比ちゃんだけの『日常』を……過ごしてほしいな………。

[メイン] 横寺 恭子 : …………………………。

[メイン] 横寺 恭子 : ……本当は、私も、ずっと一緒にいたかったなぁ……。

[メイン] 横寺 恭子 : ここを離れるのは、嫌だった気持ちはあるけど……でもね、でもでも、都会に行くのも……実は、楽しみにしていたんだ。

[メイン] 横寺 恭子 : 私、この村のことしか知らないから……由比ちゃんが話してくれた、流行のふぁっしょんとかも、気になっていたし。

[メイン] 横寺 恭子 : ぱふぇとか、たぴおかとか、美味しいものもあるって聞いて、食べてみたかったし。

[メイン] 横寺 恭子 : 遊園地ってところで、色んなあとらくしょん、乗ってみたかったし。

[メイン] 横寺 恭子 : 一緒に、年を重ねて。

[メイン] 横寺 恭子 : おばあちゃん同士になっても、仲良く暮らして。

[メイン] 横寺 恭子 : ……そんな日々が暮らせたらなって……思ってたんだけどなぁ……。

[メイン] 横寺 恭子 : ………あは、あははは……。

[メイン] 横寺 恭子 : 恭子の頬に、水跡が伝わる。

[メイン] 横寺 恭子 : 長い長い眠りの後に、私は一体………何を…………。

[メイン] 横寺 恭子 :  

[メイン] アルタイア : 「────────待ってください!!!」
声帯が痛むのを厭わずに叫ぶ。

[メイン] 横寺 恭子 : 聞き覚えのある声、もう二度と聞くことが叶わないと思い込んでいた声。

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えっ…!?」
目を真ん丸にする。

[メイン] 横寺 恭子 : 由比……ちゃん……!?

[メイン] 横寺 恭子 : ど、どう、して………!?

[メイン] 横寺 恭子 : 確か……だって……由比ちゃんに内緒で、私……これから……。

[メイン] GM : エージェント"アルタイア"の叫び声に足を止める回収班。

[メイン] GM : 「……"アルタイア"さんですか、一体どうされたのですか?」

[メイン] GM : 回収班はあくまで、よそよそしく対応する。

[メイン] GM : 恭子と由比の間にある関係など、知ったことではないからだ。

[メイン] GM : 知れば傷つく。上層部の心遣いとも言える。

[メイン] アルタイア : 肩で息をしながら、恭子と対峙する"アルタイア"。

[メイン] アルタイア : 「……私も……連れて行ってください」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ゆ、由比、ちゃん………!?連れて、行くって……どういう……?」

[メイン] アルタイア : 「……そのままの意味だ」

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア : 「私も一緒に、凍結してください」

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア : 「凍結処置は、自己申告も可能ともお聞きしました。私は、恭子の………恭子の………!!」

[メイン] アルタイア : 「────────傍にい続けなきゃいけないので!!!」

[メイン] アルタイア : 想いをぶつけるように叫ぶ。

[メイン] GM : 「な、なるほど……?それでしたら……御同行し、手続きの方を……」

[メイン] GM : 困惑した表情ながらも、凍結処置を願う少女に、特に異を唱えない回収班。彼らはあくまで回収班に過ぎない。凍結願いを出すなら、UGN事務に案内し、そちらで対応を任せた方が良い、と踏んでいる。

[メイン] 横寺 恭子 : 「────────それは、ダメ!!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 反発するように、恭子が叫ぶ。

[メイン] 横寺 恭子 : 「由比ちゃんは、だって……!!……もう、私っていう、しがらみから、解放されて……それで……それで……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………楽しい『日常』を、過ごさなきゃ、いけないの……!!由比ちゃんには、家族がいて……お友達も、他にもいっぱいいて……!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「それに………私なんかよりも、いっぱい役に立てる……!!色んな人達を救えるんだから……!!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 泣き叫ぶように、由比に言葉をぶつける。

[メイン] 横寺 恭子 : 拒絶するように。

[メイン] 横寺 恭子 : ………本当は、来てほしい。

[メイン] 横寺 恭子 : でも、これ以上、由比ちゃんの迷惑になりたくない。

[メイン] 横寺 恭子 : その想いが、恭子を激情させる。

[メイン] アルタイア :  

[メイン] アルタイア : 「………五月蠅い」
真っ直ぐな瞳で、恭子を突き刺すように、見つめる。

[メイン] アルタイア :  

[メイン] 横寺 恭子 : 「っ……!?」
その眼光に、後退りながら。

[メイン] アルタイア : 「……楽しい『日常』……?……あはは、何言ってんの……恭子……」

[メイン] アルタイア : 「恭子さ……あんた、これまで私の何を見てきたわけ……?私がどんな想いで、この村を降りて……どんな想いで、ここに戻って来たか分かる……?……私、この村が嫌い。恭子に力が無い時は、心無い言葉ばっかり投げて、レネゲイドに目覚めて、村を豊かにしたら今度は掌を返して、恭子を神輿あげて………。」

[メイン] アルタイア : 「………小さい時からずっと、誰かの役に立ちたいって願ってて……誰にでも優しくて………私みたいな、不愛想で性格の悪い女にも、笑顔を見せてくれて……本当は、自分が一番辛い境遇にあるはずなのに、我慢を重ねて……」

[メイン] アルタイア : 「……そんな直向きな姿に……私、その………」

[メイン] アルタイア : 「………恭子、あんたのことが、好きになったのよ……!!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……ふぇ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ふぇぇえええぇぇっ……!?!?す、好き……あ、その、あれ、だよね!友達、として……」

[メイン] アルタイア : 「違う!!」

[メイン] 横寺 恭子 : 「っ!!!」

[メイン] アルタイア : 「………分かるでしょ」

[メイン] 横寺 恭子 : 「…………あうぅ……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………そっか……由比、ちゃんは………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「由比ちゃんが村を降りた時は、辛かったけど……でも………由比ちゃんが帰ってきた時に、立派な私になって……驚かせてやろうって思って……だから、ずっと、ずっとずっと、頑張って……

[メイン] アルタイア : 「………恭子……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「……えへへ、でも、空回りしちゃったね、結局……こんな形になっちゃって………」

[メイン] 横寺 恭子 : 「………相思相愛になれたのは、嬉しい……でも……私……由比ちゃんには……」

[メイン] アルタイア : 「恭子」

[メイン] アルタイア : 恭子の傍に寄り

[メイン] アルタイア : その瞳から垂れる雫を、指で掬い取る。

[メイン] アルタイア : 「一緒にいさせて」

[メイン] 横寺 恭子 : 「っ……!!……由比…ちゃ、ん……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「うあぁぁ……うあぁぁああああぁぁぁんっ……!!!」
由比に、力強く、周りの目など気にせずに抱き着く。

[メイン] アルタイア : 「……恭子……ごめんね……」

[メイン] 横寺 恭子 : 「ううん……!ぐす……!ひっぐ……!私こそ……!!ごべんねぇぇ……!!!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 2人の少女のシルエットが、赤い夕焼けの下。道端に作られる。

[メイン] GM : これから氷の館で、悠久の時を過ごすことになる2人。

[メイン] GM : 隔てりはあれど、想いは一つ。

[メイン] GM : 愛。

[メイン] GM : 互いを見ることで、初めて確かめ合うことができる感情。

[メイン] GM : それだけは、どれだけ時を経ても、変わらないのだから。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラックです

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 : ending『凡人の行く末』登場:私とキルケ―

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 : 任せる、という事は。

[メイン] 歳納京子 : ひとえに自分の責任を放棄することだ。

[メイン] 歳納京子 : その重荷は消えるが。

[メイン] 歳納京子 : またその重荷に詰まった物も残らない。

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 : ……夕日も差し終えて。
もう日が落ちそうになる。

[メイン] 歳納京子 : ……そこに、ただ佇んでいる。

[メイン] 歳納京子 : 誰かを待つように。

[メイン] 歳納京子 : そして、見えた一つの影。

[メイン] キルケー : 橙の日に影を落とす

[メイン] キルケー : 翼の異形を抱える魔女の影

[メイン] 歳納京子 : 「…あー、キャ…じゃなかった…キルケ―」

[メイン] 歳納京子 : よっす、と声を上げる。

[メイン] キルケー : 「やあ、京子君」

[メイン] キルケー : 「お望み通り終わったねぇ」

[メイン] 歳納京子 : 「ああ、いや…終わったあとの顛末、まだ私知らなかったんだよね」

[メイン] キルケー : 「ん?ああ」

[メイン] キルケー : 「…全部終わったさ、二人は此処を去ったろ?」

[メイン] 歳納京子 : 「全部任せる、って決めたから…だから、どうなったの」
視線をキルケーへと。

[メイン] キルケー : 「誰も怒っちゃいないしさ」

[メイン] キルケー : 「少し、姿を眩まして貰ったのさ」

[メイン] キルケー : ピースを作って

[メイン] 歳納京子 : 「…姿、を……」
なんだろう…この、言わない、ような…

[メイン] 歳納京子 : ……《真偽感知》

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 70 → 72

[メイン] キルケー : 「ちゃんと、全部終えたさ」

[メイン] キルケー : 全て本当だ、約束通りだ

[メイン] キルケー : 噓ではない、そうだろう?

[メイン] 歳納京子 : ……でも、言ってない所も、ある

[メイン] 歳納京子 : 「…じゃあ、その全部」

[メイン] キルケー : 陰の差す笑み、翼の奥の怪しげな瞳

[メイン] 歳納京子 : 《インスピレーション》

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 72 → 74

[メイン] 歳納京子 : キルケ―が起こした、その全てを知る

[メイン] キルケー :

[メイン] キルケー : 魔女は、一人の少女の前に現れて

[メイン] キルケー : 願いを叶える為、噓も悪もと呟いて

[メイン] キルケー : その手を引いて、もはや誰も知らない場所に連れて行ってしまったのです

[メイン] キルケー : ああ、しかしそれはでも

[メイン] キルケー : "望み通り、誰も傷つかなかったろ?"

[メイン] キルケー :

[メイン] 歳納京子 : …………。

[メイン] 歳納京子 : 《しん、ぎ……かんち》

[メイン] system : [ 歳納京子 ] 侵蝕率 : 74 → 76

[メイン] 歳納京子 : 私の、この考えは、本当か

[メイン] 歳納京子 : 嘘だろ?

[メイン] キルケー : "噓じゃないさ"

[メイン] キルケー : "魔女は、約束を果たすんだ"

[メイン] キルケー : "だって、こうじゃなきゃ"

[メイン] キルケー : "酷い英雄譚もイイ所だろ?"

[メイン] 歳納京子 : 「────────────」

[メイン] 歳納京子 : 頭を、思いっきりかきむしる。

[メイン] キルケー : 「おや?」

[メイン] キルケー : 「…どうかしたのかい?大丈夫?」
心配そうに、そう呟く

[メイン] 歳納京子 : 「…今から、でも…まだ……何か、できる」
『何も出来ない、終わった』と、頭が言う。

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「"ああそうか"」

[メイン] キルケー : 「君は賢い英雄だものね」

[メイン] 歳納京子 : 「……だって、二人は、きょうちゃんは、一緒にいたいと、ここにいたいって」
『それは押しつけでしかない』と頭が言う。

[メイン] キルケー : 「…知られてしまうのも、久しい事だ」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「まぁ」

[メイン] キルケー : 「私たちは慈善団体じゃないだろ?」

[メイン] 歳納京子 : 「……それを、やったのは、キルケ―、あんただと」
『やってもらった』、と頭が言う。

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「……私たちは日常を守る、なら二人の日常だって…」

[メイン] キルケー : 「"こうならなくていいようにしたのさ"」

[メイン] キルケー : 「ふむ」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「でもまぁ、それって割に合うのかい?」

[メイン] キルケー : 「二人の為に」

[メイン] キルケー : 「これから何人の日常も食いつぶすかもだけど」

[メイン] 歳納京子 : 「…………」
『その通り』と、頭が言う。

[メイン] キルケー : 「だから」

[メイン] 歳納京子 : 「………ッ」

[メイン] キルケー : 「今奪われる分の責任も考えた」

[メイン] キルケー : 「それは私が負うだろう、まぁどうやら」

[メイン] キルケー : 「…そうでも無いのかもだけどさ」

[メイン] 歳納京子 : 「じゃあ、それをなくすために……!何か、出来たはず…!」

[メイン] キルケー : 「何をだい?」

[メイン] 歳納京子 : 『しなかったの間違い』とも、言う。

[メイン] キルケー : 「まぁ」

[メイン] キルケー : 「君にまで酷な事は言わないさ」

[メイン] キルケー : 「多分、それは純に優しさだと思っているからね」

[メイン] キルケー : 「その上で言うのなら」

[メイン] キルケー : 「全てを手にするのなら」

[メイン] キルケー : 「手のひらから幾つもの物が零れていくだけだ」

[メイン] 歳納京子 : 「………………」

[メイン] 歳納京子 : 『そのとおr「わかってるよ!!!!!!」

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 「じゃあ言われなくてもいい、とでも?」

[メイン] 歳納京子 : 「…どうにかできたはずだ、10を高望みしすぎたって!!」

[メイン] 歳納京子 : 拳を握りしめて、向かい合う。

[メイン] キルケー : 「そう思うのは良いんだよ」

[メイン] キルケー : 「でもさ、そうならない時どう出来たか、が無かったね」

[メイン] 歳納京子 : 「でも……私は、関わったから、二人のために、どうにかしたいって!」

[メイン] 歳納京子 : 「………っ、で、も…」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「それなら、それなら」

[メイン] 歳納京子 : 「…私は、やらなかった、の?」

[メイン] キルケー : 「…いいや」

[メイン] キルケー : 「私に"頼んだ"ろう?」

[メイン] 歳納京子 : 「…っ、ぁ、あ、っく」

[メイン] キルケー : 「今回は納得いかないかもしれない」

[メイン] 歳納京子 : 声が、できなく、なっていく。

[メイン] キルケー : 「でも」

[メイン] キルケー : 「そうしたことは褒められるべきだろ」

[メイン] キルケー : 「自分の手からは零れていくものを託すくらい、さ」

[メイン] 歳納京子 : 「………っ、ぁ、ああ……ううう…!!」

[メイン] 歳納京子 : 目の前が、滲む、前に、やることが、ある

[メイン] キルケー : 「知ったのなら」

[メイン] キルケー : 「責任も知っておくといい」

[メイン] 歳納京子 : 「………私が、それを、頼んだ、なら」

[メイン] キルケー : 「助けるってのは痛くて辛いだろ」

[メイン] キルケー : 「…ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「……私が、恨まれるべきだ、二人に」

[メイン] キルケー : 「…いいや」

[メイン] 歳納京子 : 「……それを、覆せなかったのは、私のせいだ……」
ぽろぽろと、言葉が零れる。

[メイン] キルケー : 「その権利はない」

[メイン] キルケー : 「当事者は私だからね」

[メイン] キルケー : 「終わらせたのも私だ、だから」

[メイン] キルケー : 「目覚めるかもわからない誰かの責任で楽になる権利も、無い」

[メイン] 歳納京子 : 「………っ、あ…」

[メイン] 歳納京子 : 言葉が詰まる、詰まる。
こういう時に喋る頭は、だんまりだ。

[メイン] キルケー : 「思い出してみるといい」

[メイン] キルケー : 「知るまで、何もなかったろ?」

[メイン] キルケー : 「責任は無から湧いては来ない」

[メイン] キルケー : 「君に残るのは」

[メイン] キルケー : 「記憶だけだ」

[メイン] 歳納京子 : 「………知った、知ってしまった、その記憶、が」

[メイン] キルケー : 「それだけ、だ」

[メイン] キルケー : 「"君は何もしてないじゃないか"」

[メイン] キルケー : 「だから関係ない事だろ?」

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] 歳納京子 : 《完全演技》

[メイン] 歳納京子 : 「あーうんおっけ、そういうことね」

[メイン] キルケー : 「…」
肩を竦めて

[メイン] 歳納京子 : 握りしめた拳が、緩んで。

[メイン] キルケー : 「ま、それだけさ」

[メイン] キルケー : 「これが顛末」

[メイン] 歳納京子 : 「私は何もやりませんでした、だから、悔いる必要もないってこと」
「ぜーんぶ、わかったよ」

[メイン] 歳納京子 : 汗もかかない。

[メイン] キルケー : 「…」

[メイン] キルケー : 《熱狂》

[メイン] system : [ キルケー ] 侵蝕値 : 78 → 80

[メイン] キルケー : 目の前の少女に、内をさらけ出すような感覚物質を"振りかけて"

[メイン] 歳納京子 : 「頼まれた分、ありがと。納得もできないけどさ、こうなったのは、もうわか」

[メイン] 歳納京子 : 「………け、ほ」

[メイン] キルケー : 「まぁ、だって」

[メイン] キルケー : 「そういうのも"逃げ"だろ?」

[メイン] 歳納京子 : 体が熱くなる。
狂いそうに、なる。

[メイン] キルケー : 「知ったのなら最後まで居たらいいのに」

[メイン] 歳納京子 : 自分の内が、曝け出したくなる、そんなのみせたら、もっと情けなくなる。

[メイン] 歳納京子 : 天才じゃなくなる、私は……。

[メイン] キルケー : 「そもそも」

[メイン] キルケー : 「もう取り繕う意味があるのかい?」

[メイン] キルケー : 「こんな所まで取り繕うのに」

[メイン] キルケー : 「これから先何に向き合うんだか」

[メイン] 歳納京子 : 「……だ、っ、て、ぇ」
じわり、とそれにつられるように内が吐きだされる。

[メイン] キルケー : 「だってじゃあないだろ」

[メイン] キルケー : 「なんで、自分で引き金を引いて」

[メイン] キルケー : 「そんで隠すんだい?」

[メイン] キルケー : 「そりゃあまぁ、結果は無関係だけどさ」

[メイン] キルケー : 「やったって自分で考えたのなら、そうしなよ」

[メイン] 歳納京子 : 「……ぐ、ぅ…わたしは、ただ、っく、よくなって、ほしかった、のに」
こみ上げる、熱いもの。

[メイン] キルケー : 「そうだろうね」

[メイン] 歳納京子 : 「……う、あ…じゃあ、でも、こんなの、どうしたって、いいのさ」

[メイン] キルケー : 「次はもっと良く出来るよう学べばいいさ」

[メイン] 歳納京子 : 言葉が、途切れ途切れになる。

[メイン] キルケー : 「今回だけだなんて、都合のいい事があるのかい?」

[メイン] キルケー : 「どうしようもない悲劇が一度限りだと?」

[メイン] キルケー : 「一生向き合うのさ」

[メイン] キルケー : 「エージェントなんて、自分でやってる限り」

[メイン] 歳納京子 : 「ひ、っ、あ……次、も、また……」

[メイン] 歳納京子 : また、知るだけ知って、空っぽな積み荷だけが積まれていく。

[メイン] キルケー : 「そうだよ」

[メイン] キルケー : 「次も」

[メイン] キルケー : 「次も次も次も次も次も」

[メイン] キルケー : 「世界には悲劇の方が多い」

[メイン] キルケー : 「君は50%の幸運をくぐり抜けて、人として恵まれたんだよ?」

[メイン] キルケー : 「幾つもの幸運のうち一つでも欠けたら」

[メイン] キルケー : 「今日みたいなものを見るだろうね」

[メイン] 歳納京子 : 「……ぅ、ぐ、あ…」
めが あつい からだも あつい

[メイン] 歳納京子 : 「…そ、れ、は…っ、いや」

[メイン] キルケー : 「そうか」

[メイン] キルケー : 「じゃあ学ぶと良いよ」

[メイン] キルケー : 「そしてまぁ」

[メイン] キルケー : 「贔屓の君にまた助言をあげよう」

[メイン] 歳納京子 : 「……ちく、しょう……っ、くぅ、ああ……」
あたまもあつい

[メイン] 歳納京子 : もう、キルケ―の方は見えないが、言葉だけはしっかりと届いて。

[メイン] キルケー : 「世界は割とどうしようもない場所だ」

[メイン] キルケー : 「だからさ」

[メイン] キルケー : 「何もかも救おうなんて思いあがらない方が良いさ」

[メイン] キルケー : 「君はさ」

[メイン] キルケー : 「賢いだけだろ?」

[メイン] 歳納京子 : ……体が熱い、熱は、書き立てる言葉を作ろうとして。

[メイン] 歳納京子 : 「………っ、ぇ」

[メイン] 歳納京子 : 崩れる。

[メイン] キルケー : 「賢いので何とかなるなら」

[メイン] キルケー : 「世界なんてとっくに都合よくなってるさ」

[メイン] 歳納京子 : 「でも、わたしは て、ん、さい、だ、から」

[メイン] キルケー : 「そうかい」

[メイン] キルケー : 「私もそうだけど」

[メイン] キルケー : 「別に都合のいい魔法はないよ?」

[メイン] 歳納京子 : 「…ぅ、ぅううう………で、もっ、でもっ…」

[メイン] 歳納京子 : 「……そ、れなら、わたしが、なる…」

[メイン] キルケー : 「そうかい」

[メイン] キルケー : 「じゃあ、尚更勉強したらいいさ」

[メイン] 歳納京子 : 意地、意地。
歳納京子としての、意地。
もう二度と、こんな、宙ぶらりんに、合いたくない。

[メイン] 歳納京子 : 「…ぜったい、やってやる…」

[メイン] キルケー : 「ああ、期待しよう」

[メイン] キルケー : 「…もう逃げなければいい」

[メイン] キルケー : 「いいかい」

[メイン] 歳納京子 : 「…英雄なんてならない 誰も救えない凡人にもならない」
涙も、もう、枯れはじめた
一杯出し切ったものだから。

[メイン] 歳納京子 : 「……う、ん」

[メイン] キルケー : 「救おうとしたのなら、背を向けようなんて思わないようにね」

[メイン] キルケー : 「称号なんてどうでもいい、だけど」

[メイン] キルケー : 「最後までやる、それだけは覚えて」

[メイン] キルケー : 「そうじゃなきゃ」

[メイン] キルケー : 「…ずっと引きずるさ」
自虐気味に笑いつつ

[メイン] 歳納京子 : 「………」

[メイン] 歳納京子 : 「キルケー、大魔女キルケー」

[メイン] キルケー : 「ああ」

[メイン] 歳納京子 : 「……絶対に、忘れないからね」

[メイン] キルケー : 「…嬉しいね」

[メイン] キルケー : 「意外とみんな忘れるからさ」

[メイン] キルケー : 「酷い話だろ?」

[メイン] 歳納京子 : 「他の人はそうかもね」

[メイン] 歳納京子 : 「でも」

[メイン] 歳納京子 : 《写真記憶》

[メイン] 歳納京子 : 「絶対に、絶対に、私が死ぬまで、覚えてやる」

[メイン] 歳納京子 : 「キルケー」

[メイン] キルケー : 「…ふふ、そりゃあいい」

[メイン] キルケー : 「まぁ、覚えておくから気楽にいてくれよ」

[メイン] キルケー : 「私は大魔女だからね、まぁ…」

[メイン] キルケー : 「期待には応えるものさ」

[メイン] 歳納京子 : ずず、と思いっきり息を吸って。

[メイン] 歳納京子 : 「じゃあ、私のことも覚えておいてね」

[メイン] キルケー : 「忘れないさ」

[メイン] キルケー : 「自慢じゃないが、100匹のペットだって"一人"も忘れなかったしね」

[メイン] 歳納京子 : 「そりゃ、よかった」
「次会う時は、ちゃんと期待に応えさせてもらうよ」

[メイン] キルケー : にこりと笑って

[メイン] 歳納京子 : その笑いを見て、くるりと背を向けて。

[メイン] 歳納京子 : 「”またね”」

[メイン] キルケー : 「"また会おう"」

[メイン] 歳納京子 : そう言って、足を落ちる太陽へと足を進めた。

[メイン] 歳納京子 :   

[メイン] 歳納京子 : 固定ロイス キルケー 期待/〇復讐心

[メイン] 歳納京子 : 天才、歳納京子が絶対に忘れてやるもんか。

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] 歳納京子 :  

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー : ending 『アイアイエー』

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー : かくして、悪い魔女は

[メイン] キルケー : 何人の心に、傷を残して

[メイン] キルケー : 結局、自分の島へと帰りましたとさ

[メイン] キルケー : …なんて纏めるには、些か寂しいね

[メイン] キルケー : まぁ、でも

[メイン] キルケー : あんなの、納得いかなかったんだから仕方ないさ

[メイン] キルケー : 英雄なんてものに、なってしまうとしても

[メイン] キルケー : あれじゃあ傷つけるだけだ、そうだろ?

[メイン] キルケー : だから

[メイン] キルケー : 物語には悪い魔女が必要なのさ

[メイン] キルケー : 何もかも解決するように、美味しいとこを持っていく

[メイン] キルケー : 退治されたら、それを手放す

[メイン] キルケー : まぁ、今回はそうでも無かったんだけど

[メイン] キルケー : だとしても、忘れられるのだからいいさ

[メイン] キルケー : きっと、誰も帰ってこない

[メイン] キルケー : だって私の好いた英雄たちは皆…

[メイン] キルケー : そうなるのだろうしね

[メイン] キルケー :  

[メイン] キルケー :  

[メイン] ナズーリン : ED『一方此方』 登場:私(この先は鼠に齧られたらしい)

[メイン] ナズーリン : いやまあ、らしくはなかった

[メイン] ナズーリン : (ここから先も鼠に齧られている)

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン :

[メイン] ナズーリン :

[メイン] system : [ ナズーリン ] ロイス : 2 → 3

[メイン] ナズーリン : まあ話すほどでもないから、全部齧っておいてくれたまえ

[メイン] ナズーリン : らしくはなかっただけで話は終わりだ

[メイン] ナズーリン :